※最近のコミックのネタバレを含みます!
Marvelより
事が始まったのは昨年に行われたクロスオーバーであるアベンジャーズ:スタンドオフ!。
スティーブ・ロジャースはアイアン・ネイルによってスーパーソルジャー血清を失い、老体となりながらもヒーロー活動を続けていた。
キャプテン・アメリカの名はサム・ウィルソンへと譲り、主に指揮系統を担っていた。
そんな彼はアベンジャーズ:スタンドオフ!で、コズミックキューブの化身である少女コビックによって力を取り戻した。
その後、キャプテン・アメリカに復帰して活動を再開したが、すぐに彼がヒドラ・エージェントであることが明かされた。
コビックは誕生後すぐにレッドスカルと接点を持ち、ヒドラに加わることが幸せになることだと彼女は信じていた。
そして、レッドスカルの策略でスタンドオフ!の事件は発生し、キャプテン・アメリカの記憶は改ざんされて、心の底からヒドラ・エージェントとなってしまったのだ。
そして、スティーブ・ロジャースはヒドラのために多くを暗躍し始めた。
彼はヒドラ繁栄のためにレッドスカルを殺害し、自身がヒドラのトップとなりいよいよ計画は実行の時を迎えた。
そして、シークレット・エンパイア #0で明かされた事実は衝撃的なものだった。
第二次世界大戦末期、彼は日本でクラーケンと会い、連合国がコズミックキューブを得たことを知らされる。
それまで枢軸国優勢だったが、連合国がコズミックキューブで勝利し彼らによって歴史が改ざんされるというものだった。
さらにコビックによってスティーブの記憶が改ざんされることも予期され、ヒドラへの忠誠心を維持するために、彼は魔法のような水溜まりへと入っていく。
これが事実だとすればマーベル・ユニバースの歴史が根底から覆され、あらゆる人物が改ざんされた歴史を信じて生きてきたと言うことになる。