CBRより

スパイダーマンやアベンジャーズ、X-MEN等の有名なマーベルキャラクターを生み出したアメコミ界のレジェンド、スタン・リーが95歳で亡くなった。娘のJC・リーはTMZ.comに、現地時間11月12日の朝、ハリウッドヒルズの自宅からシダーズ・サイナイ医療センターに運ばれ亡くなったと話した。

年齢にもかかわらずスタン・リーは健康的で活躍していたが、2012年にペースメーカーの手術や入退院を繰り返すようになっていた。視力も落ち2016年には「私の視力はひどくコミックがもう読めない」と嘆いていた。

1922年にニューヨークで生まれ、1939年に後にマーベルとなるマーティン・グッドマンが持つタイムリー・コミックスのアシスタントして働き始めた。本格的なストーリーを書き始め、1941年にジョー・サイモンとジャック・カービーがタイムリーを去った時に暫定編集者に任命された。1950年代から1960年代のいわゆるシルバーエイジにおいて、DCコミックの成功を受けてジャック・カービーと共にファンタスティック・フォーを創造。その後もスパイダーマンやハルク、X-MENと今でも名を知られるキャラクター達を創造していった。

コミック以外でも2000年代の映画「X-MEN」のカメオ出演以来、マーベル映画における彼のカメオ出演は恒例で、アメコミを知らない人々にも知られるようになった。

2017年に妻のジョアンを無くしており、様々な論争にも巻き込まれたが「私にとっては素晴らしい人生を送っている。私はすごく幸運だ。私は娘を愛しているし、彼女も私を愛している。私はそれより良い人生を求められない」と話していた。

スタン・リーは2016年からイベント「東京コミコン」に2年連続で来日し、日本のファンたちと交流を持った。2017年に放送された日本アニメ「THE REFLECTION」では原作として参加し、番組のナレーションや次回予告の最後には彼の決め台詞「エクセルシオール!」を用いていた。

哀悼の意を表します。

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