CBRより

2018年はスーパーヒーロー映画にとって驚異的な年となった。アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの興行成績にブラックパンサーは社会運動へと変わり、アクアマンはDC映画の復活、アニメのスパイダーマンは革新的なヴィジョンを生んだ。

2019年も多くのスーパーヒーロー映画が公開予定で、エンターテイメント業界でも大きな部分を占めることとなる。

ミスター・ガラス(1月18日)

M.ナイト・シャマラン監督による「アンブレイカブル」「スプリット」の続編となる作品。「フィラデルフィアのある施設に3人の特殊な能力を持つ男が集められ、研究が開始された。彼らの共通点はひとつ―自分が人間を超える存在だと信じていること。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、そして、非凡なIQと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つ〝ミスター・ガラス″(サミュエル・L.ジャクソン)…。彼らは人間を超える存在なのか?最後に明らかになる“驚愕の結末”とは?M.ナイト・シャマラン監督が『アンブレイカブル』のその後を描く、衝撃のサスペンス・スリラー。」

アクアマン(2月8日)

ジェームズ・ワン監督によるDCEUの最新作。海外ではすでに公開しており、作品の評価は高く興行成績でも記録を残しつつある。「人間として育てられた、海底国アトランティスの末裔。シャチやサメはじめ、海の生物すべてを味方につけ、意のままに操り戦う男 ― 彼の名をアクアマン(ジェイソン・モモア)。故郷アトランティスが、人類を滅ぼさんと地上侵略を始めたとき、彼が守るのは、人類か、それとも海底か。」

スパイダーマン:スパイダーバース(3月8日)

マイルス・モラレスを主人公したスパイダーマンのアニメ映画。「ニューヨーク・ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった ―― 。」

キャプテン・マーベル(3月15日)

女性ヒーロー、キャプテン・マーベルを主人公としたMCU作品。「記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!」

シャザム!(4月19日)

少年が変身するシャザムを主人公としたDCEU7作品目。「シャザム!それは最強になる!サイコーな魔法の言葉。史上初!?前代未聞!超絶”ピュア”ヒーロー誕生!でもかなりの悪ノリ全開!なぜなら、見た目はオトナだが、中身はコドモなのだ!絶体絶命の世界を救うのは、笑い!かも。」

ヘルボーイ(米国:4月12日)

リブート版「ヘルボーイ」ではデヴィッド・ハーバーがヘルボーイを演じ、ニール・マーシャルが監督するR指定映画となっている。映画の脚本はコミックスのストーリー「ダークネス・コールズ」「ザ・ワイルド・ハント」「ザ・ストーム・アンド・ザ・フューリー」からインスピレーションを得ている。日本での公開日は未定。

アベンジャーズ/エンドゲーム(4月26日)

2018年に公開された超ヒット作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の続編。「最凶最悪の敵“サノス”によって、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が一瞬で滅ぼされてしまった…。残されたアイアンマンをはじめとするヒーローたちはもう一度集結し、サノスに立ち向かうため、そして世界を救うために最後にして史上最大の戦いに挑む──。 」

X-MEN:ダーク・フェニックス(6月)

映画「X-MEN:アポカリプス」の続編で覚醒したジーン・グレイの闇を描く。「人類を救う戦いから10年。 サイコキネシスとテレパシーの特殊能力をもつジーンは、宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増幅し、制御不能に。 そして、彼女の内に封じ込められていたもう一つの人格〈ダーク・フェニックス〉が解き放たれ、地上の生命体が全滅しかねない危機が訪れ──。X-MEN最強、最大の闇、ジーンは世界を、X-MENを破滅させてしまうのか──。」

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(米国:7月5日)

MCUにおけるスパイダーマンシリーズの最新作で、映画「スパイダーマン:ホームカミング」の続編。「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の最初の作品となり、エンドゲームの影響が注目される作品。ジェイク・ギレンホールによるミステリオの登場やニック・フューリーやマリア・ヒルが本作に出演する予定。日本での公開日は未定。

ニュー・ミュータンツ(米国:8月2日)

ジョシュ・ブーンが監督するFOXによるX-MEN系映画。シリーズ初のホラー系の映画となり、施設に閉じ込められた若きミュータント達を描く。当初の予定から幾度か公開日が後ろ倒しとなり、更に新たなキャラクター等を追加した再撮影も行われた。日本での公開日は未定。

ジョーカー(米国:10月4日)

バットマンのヴィラン、ジョーカーの起源に迫るソロ映画。コメディ映画「ハングオーバー」等の監督を勤めたトッド・フィリップスが本映画の監督となり、ホアキン・フェニックスがジョーカー役を演じる。映画はコミックのキリングジョークから影響を受けており、社会における下層階級の問題を扱う。

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