CBRより

公開中の映画「アクアマン」ではDCコミックスに関連した要素などが多く存在している。ここで最も興味深い20個のイースターエッグについて紹介していく。

以下、映画「アクアマン」のネタバレを含むので注意してください。

 

 

 

20.アムネスティ・ベイ

DCEUがジェフ・ジョンズによるDCコミックス・ユニバースの多くに従っていることは最初から明らかだった。彼はフラッシュとしてバリー・アレン、グリーン・ランタンとしてハル・ジョーダンのような古くからのお気に入りなキャラクターを持ち込んだ。そして、彼はアクアマンに関するジョークを少なくした。彼はアクアマンに関して高貴なヒーローとしての役割を与えた。

これらはジェフ・ジョンズとアイヴァン・レイスのコミックの中で、アクアマンのためにアムネスティ・ベイと呼ばれる新しい家を作った。これはコミックではマサチューセッツにあったが、映画ではメインに移された。そのコミックからゴールデンレトリバーのサルティも紹介された。

19.スティングレイ

トム・カリーが陸上でアトランナを救い、彼女が目覚めた時、混乱していた。彼女はトムを攻撃してからテレビを見た。彼女が見たテレビ番組は「海底大戦争 スティングレイ」で、水中を舞台とした人形劇シリーズだった。深海からの侵入者についてで、ストーリーにおいてもアクアマンと密接に関係している。更にスティングレイはマーベルコミックスにおける深海に関係するキャラクターだ。

18.クトゥルフ

アクアマンがオームの軍隊を攻撃した時に乗っていたモンスターを見ると、象徴的な神話の海の生き物クトゥルフをすぐに考えるだろう。ハワード・フィリップス・ラヴクラフトは伝説的なクトゥルフを発明した男で、ラヴクラフトに関するイースターエッグがある。アトランナとトムがリビングに座っている場面で、スノードームを乗せている本がラヴクラフトの「ダンウィッチの怪」である。その本の主なストーリーは2つの異なる種族から生まれた息子についてで、アクアマンのストーリーと共通する。

17.ザ・マザー・ボックス

ジャスティス・リーグで地球に隠された3つのマザーボックスがあったことを説明した。1つは人間によって、1つはアマゾネスに、1つはアトランティスで守られた。映画でもあったようにアトランティスのマザーボックスはステッペンウルフの攻撃によって盗まれた。その箱をよく見ておくと、アトランナが家族のために作った小さな箱がマザーボックスと同様の形をしているように見える。彼女は女王として見たマザーボックスの記憶に基づいて作られたようで、ジャスティス・リーグへのオマージュとなっている。

16.デビル・レイ

アクアマンが最初に海賊を攻撃し潜水艦の乗組員を救った時、彼は父子のデュオに直面する。誰もが知る通り、息子は生き延びてブラックマンタになった。しかし、映画では明確に述べていないが、父親はDCアニメの世界でもスーパーヴィランだ。

ブラックマンタの父を演じるマイケル・ビーチはアニメ「ジャスティス・リーグ・アンリミテッド」でデビル・レイと呼ばれるスーパーヴィランを演じた。実はもともとブラックマンタとして登場する予定だった水中ヴィランで、権利問題のためにデビル・レイに変更されたキャラクターだった。映画ではブラックマンタを使えるようになり、彼の父親役を演じることとなった。

15.コナン

ジェイソン・モモアはアクアマンになる前にコナン・ザ・バーバリアンを演じた。その映画は批判的な評価を受けて、スタジオが望んだフランチャイズに発展することはなかった。しかし、モモアにとってコナンに敬意を表している瞬間がある。1つは海賊が一緒の潜水艦で起こった。アクアマンは水密扉を開けさせるために海賊の顔を持ち上げたが、コナンでも頭を切る時に同様のことを行った。

14.WGBS

アクアマンと彼の父がバーで飲んでいる時に、地元のテレビでアクアマンがいかにして潜水艦と乗組員を海賊から救ったのは話しているのを見る。父は彼を祝福し、何人かの地元民がセルフィを求めてきた。このシーンでも注意すべきことがいくつかあり、ニュースで話しているのはシン博士である。次にWGBSはクラーク・ケントがDCコミックスで働いていた場所。コミックではダークサイドのために働くモーガン・エッジが所有している。

13.アナベル

映画監督は以前の映画からのイースターエッグを投入することを好む。ジェームズ・ワン監督は映画「死霊館」とスピンオフ映画「アナベル 死霊人形の誕生」からの、邪悪な力を持つヴィンテージ人形を登場させた。それはアクアマンとメラが水中の乗り物を取り出そうとしていた輸送コンテナに隠されている。

12.クラシック・アクアマン

ジェイソン・モモアがアクアマンとしてキャストされた時に、多くのファンは彼がアクアマンには見えなかった。アクアマンは長い黒髪でも入れ墨をした男ではなかったからだ。コミックでは髪は短くブロンドで、時々困難な状況になった時は大きな髭と長い髪をしていた。

しかし、映画ではオームを演じるパトリック・ウィルソンが髪をブロンドにし、コミックとしてのアクアマンの容姿を見せてモモアのアクアマンを際立たせた。

11.マン・オブ・スティール

DCEUでは映画「マン・オブ・スティール」もリストに載っており、「アクアマン」へのイースターエッグもある。「マン・オブ・スティール」で石油タンカーが沈みスーパーマンが彼らを救出したのを覚えているだろうか。多くの人はアトランティスとアクアマンがこれによって問題を抱えていることに気づいており、まさにそれは起こった。オームが人間が海に与える破壊について話している時、この石油タンカーの沈没がフラッシュバックで示される。

10.トポ・ザ・オクトパス

トポ・ザ・オクトパスはコミックでのアクアマンの相棒だ。古いDCコミックスではアクアマンは水生生物と話せず、それを訓練するのを助けた仲間の1人がタコだった。とても奇妙な一連の出来事で、トポはピアノ、ドラム、ギター等の楽器を演奏する方法を学んだ。

アクアマンが炎のリングでオームと闘おうとしている時、ムードを演出するドラムを叩く巨大なタコが登場する。多くの人がわからないかもしれないが、それはトポ・ザ・オクトパスへのオマージュだ。

9.大きなヘルメット

オームがアクアマンを排除するためにブラックマンタを雇い、それを行うためにアトランティスの技術を与えてボディアーマーを設計し始めた。彼は目からレーザーの爆風を放つヘルメットを作り、ヘルメットを溶かしたためにそれがあまりにも強力であると分かった。マンタはより大きなヘルメットを作製するがその時に映画「ジョーズ」への敬意として、有名なセリフ「もっと大きな船が必要だ」を言った。

8.タツノオトシゴ

過去のアクアマンに関するイースターエッグは多くある。「ロボットチキン」や「ファミリー・ガイ」で行われたジョークで、魚と話しタツノオトシゴに乗るものがあった。映画ではタツノオトシゴは巨大な姿で登場し、その姿は他のモンスターよりも恐ろしくないが、ネレウス王が戦いの準備を行う時に真の姿を見ることとなる。

7.リー・ワネル

アクアマンのトレーラーでも見せたメラが飛行機からパラシュート無しで飛び降り、それをパイロットが指摘するシーン。ここのイースターエッグはジェームズ・ワン監督の友人で、映画「ソウ」の脚本を担当して共に作り上げたリー・ワネルがパイロット役として出演している。

6.マークの手が攻撃された

メラが彼女とアクアマンを排除するために送られたブラックマンタとアトランティス人と戦っていた時、彼女は水をコントロールして戦った。彼女が戦っている兵士の1人はマークで、彼女の力によって手に大きなダメージを受けている。アクアマンのコミックにおいて、マークは地上の人々からアトランティスを守る兵士の1人で、オームの右腕だった。彼は手を失っており、代わりにブレードが付けられている。彼がオームの忠実な部下として戻ってくるかもしれない。

5.フィッシャーマンキング

重い補助具を用いることで1人の俳優が複数の役割を果たすことができる。DC映画「シャザム!」に出演し、MCU映画「キャプテン・マーベル」にも出演する「アクアマン」に出演した1人の俳優がいる。それはジャイモン・フンスーだ。

映画「キャプテン・マーベル」では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で演じたコラスとして登場し、シャザムでは魔法使いを演じ、アクアマンではフィッシャーマンキングを演じている。更にジョン・リス=デイヴィスがブラインキングとしてカメオ出演している。

4.ダイナソー・アイランド

ダイナソー・アイランドはDCコミックスにおいて通常の領域の外に存在し、バットマンからスーパーマンまで誰でもそれについては知っている。南太平洋に位置し、そこでは恐竜や地球上で絶滅した動物たちがいる未知の島。映画でダイナソー・アイランドを見ることがないと思っていたコミックファンにとっては夢が実現した。

それはダイナソー・アイランドとは呼ばれていないが、アクアマンとメラが神秘的なトライデントを探しに行った時、トレンチの攻撃を掻い潜って渦の嵐を通り、多くの恐竜型の動物がいる場所を目にした。それはジュール・ヴェルヌへのオマージュであり、ダイナソー・アイランドへの明らかなオマージュだ。

3.メリー・ポピンズ

新たな「メリー・ポピンズ」が公開中だが、過去にメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースがアクアマンに出演している。重要なのは彼女が映画に登場した時、誰も気付かないだろうということだ。アクアマンが失われた海で王となるべくトライデントを主張するシーンで、それを守るカラゼンと呼ばれる巨大な生物と出会う。その声を彼女が担当している。

2.シン博士

ブラックマンタが生き延び、彼の父と怪我のためにアクアマンへの復讐を望んでいるのは多くの人々がわかっている。オームが戦争を起こすのを助けたアトランティスへの攻撃を行ったのが、マンタであったことはアクアマンがまだ知らないのは興味深い。

ドクター・シンは現在マンタを助けている。しかし、コミックでは彼はアトランティスがどこにあり、なぜ敵になるのかを知りたがっている人で、アーサーの秘密のアイデンティティを世界に明かしている。彼のアトランティスに関する深い知識は将来のアクアマン映画で、ブラックマンタにとって非常に強い同盟者となるだろう。

1.コースト・シティ

DCEUが望んでいた拡張ユニバースの1番最初の映画は「マン・オブ・スティール」ではなく「グリーン・ランタン」だったが、結果は始めることができずにDCEUの計画は変更された。それでも「ジャスティス・リーグ」は公開され、グリーン・ランタンがDC映画のオープニングロゴに登場しており、まだ希望はある。

クレジットシーンではシン博士がブラックマンタのマスクを担当し、部屋で彼を癒している。壁にはアトランティスに関する切り抜きが多くあるが、そのうちの1つがグリーン・ランタンの故郷であるコースト・シティについてであることが確認できる。

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