Newsaramaより

「アメイジング・スパイダーマン」シリーズは現在、「スパイダーマンの8つの死」のストーリー展開中だが、3月にピーター・パーカーが最後の死を迎えて「スパイダーノット」として生まれ変わると、継続中のシリーズは「アメイジング・スパイダーマン」#1としてリランチされる。

4月にスタートするこの新シリーズでは、現在「アメイジング・スパイダーマン」のライターを務めるジョー・ケリー氏がそのまま続投。マーベルの将来を担うアーティスト、ペペ・ララズ氏と、「スパイダーマン」シリーズのベテランアーティストであるジョン・ロミータ・ジュニア氏、カラーリストのマルテ・グラシア氏が新たに名を連ねる。

マーベル社によるこの新シリーズ「アメイジング・スパイダーマン」#1の公式説明文は、「仕事を探しているものの、求職活動が暴走するライノに邪魔をされるピーターを描いている」としている。「これまで7年以上登場していなかったあの悪者を含む、他のスパイダーヴィランを武器化して暗躍する、あの主要なスパイダーヴィランは一体誰なのか?また、ゴブリン不在のノーマン・オズボーンは現在何をしているのだろうか?」

ララズ氏とグラシア氏による「アメイジング・スパイダーマン」#1の表紙はこちら。

この新シリーズ「アメイジング・スパイダーマン」#1を最初に発表したのはポリゴン誌で、そこでケリー氏は「これは新しい#1ですが、『再始動』とは考えていません」と語っている。「私は世界最高のキャラクターの1人の物語の次の章を書くのです。前の皆さんの足跡を辿れるのは幸運です。そのことを心に刻み、私はスパイダーマンとその仲間のどの部分が好きなのか、人生のある段階でどの話が自分の中に響いたのか、そしてそれらをどのようにまとめたら前作を活かしつつ新しい展開を創り出せるのか、とじっくり考えました。スパイダーマンがマーベル級のカーブボールにどう対応するのかを見るために、大胆かつ予想外の変化を取り入れたいという衝動に駆られています。圧力がダイヤモンドを創り出すのです」

「スパイダーマンで私が正確に表現したかった最も重要な部分は、ピーターです。もちろん、説得力のあるニューヨークを描くこと、リファレンスとして都市の詳細を何百枚も写真に収めること、スパイダーマンの動きとスピードの流れをコミックではなくアニメーションに近い形で描くことに集中することもできます」とララズ氏は付け加える。「でも、スパイダーマンのコミックが機能するのは、ピーターと彼の世界を気にかけているからだと思います。だから私の主な焦点は、すぐにそれとわかる共感できるピーターを描くことでした」

「アメイジング・スパイダーマン」#1は4月9日に発売される。

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