Newsaramaより
マーベルの「ソー」シリーズを台無しにすると批判したファンに向けて、タイカ・ワイティティ監督がコメントを発表した。
「あれでぼくは完全にオタクの餌食になりましたね」とワイティティ監督は「エンターテイメント・ウィークリー」に当時の状況を説明。「平和で穏やかな生活を送っていたのに、監督を引き受けた途端、オタクたちに襲われちゃいました。『この男はシリーズを台無しにする。ソーをダメにするんだ!』って」
2017年に「ソー:ラグナロク」を手がけた同監督は、制作費1億8,000万ドルに対して8億6,500万ドルの興行収入を記録。2022年には続編の「ソー:ラブ・アンド・サンダー」を公開し、2022年の全興行収入ランキングで第8位を記録した。商業的には成功を収めたものの、両作品は批評家からもマーベル・ファンからも賛否両論の評価を受けている。現在製作中の「ソー5」については、ワイティティ監督は関与しない見込み。
「まるで『またお前なのか?』という感じでした。それで『あいつはみんなのためにシリーズを台無しにするんだ、ソーは最高なんだぞ!』と騒いだんです。それでツイッターで(ツイッターをやめる前に)こう言いました。『自分が何を求めているのかは、それを与えられるまで分からない』って」
ワイティティ監督の次の作品は、ジェナ・オルテガ、エイミー・アダムス、ナターシャ・リオン、サイモン・ベイカー、ハリー・グリーンウッド、スティーヴ・ブシェミが出演するディストピアSF小説「クララと太陽」。また、新しい「スター・ウォーズ」映画を執筆中で、「アキラ」映画の監督も務める予定。
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