Newsaramaより
「ジョーカー:狂気の二人」は、カオスな即興を得意とする犯罪界の道化王子が繰り広げる物語だ。主演のレディー・ガガと監督のトッド・フィリップスは、撮影中にDCの脚本が破棄されて書き直されたことを明かした。
「ホアキンのトレーラーで頻繁に会って、時には脚本を引き裂いて書き直すこともありました」と、本作でハーリーン・クインゼルを演じるガガはヴォーグに語った。「とても自由でクールなプロセスでした」
フィリップスはさらに、「このシーンは機能すると思えば、撮影します。ホアキンは、『いやいや、ちょっとミーティングしましょう』と言って、3時間後にナプキンに書き直しているんです」と付け加えた。
撮影途中に脚本が大幅に変更されるのは、コミック映画では珍しいことではない。
ジェフ・ブリッジスは、2008年の「アイアンマン」(オバディア・ステイン役)では、ロバート・ダウニー・ジュニアと監督のジョン・ファブローと一緒に何週間も脚本に取り組んだ後、「撮影初日」に脚本が破棄されたと語った。
「脚本が何で、何を言うのか、混乱していました」とブリッジスはバニティ・フェアに語った。「トレーラーの中で何時間も台詞を練ったり、演じ方を模索したりしていました」
「ジョーカー:狂気の二人」の初期の反応は「狂気の地に舞い戻る、鮮やかなミュージカル作品」と称賛する一方、批評家は辛口で、現在のRotten Tomatoesのスコアは61%とまちまちとなっている。
Total Filmの「ジョーカー:狂気の二人」レビューで、ジョーダン・ファーレイは本作を「高い音域に届かない、型破りなミュージカルの続編」と評した。
「ジョーカー:狂気の二人」は10月4日に劇場公開。2024年に公開予定の注目映画を要チェック!