Newsaramaより
人気アニメ「スター・トレック:ローワー・デッキ」が1シーズンを残して惜しまれつつも終了することが発表されましたが、それを受けてIDW社から、この冬から継続的なコミックスシリーズ「スター・トレック:ローワー・デッキ」が発売されることが決定しています。
執筆はライアン・ノース(現「ファンタスティック・フォー」誌執筆者)、作画は彼の「アンビータブル・スクイレル・ガール」制作パートナーであるデレク・チャームが担当。ノースとチャームは、すでにアイズナー賞にノミネートされた単発作「Star Trek: Day of Blood – Shax’s Best Day」で「ローワー・デッキ」の登場人物を描き、その世界に精通しています。
「『ローワー・デッキ』は私のお気に入りの『スタートレック』なんです。私はこれまで作られたありとあらゆる『スタートレック』作品を観てきました。ただ、1つだけ、決して明かさないエピソードがあるんですよ」と、ノースは発表で語っています。「これによって当然疑問が生じます。このコミックスで何か矛盾する事項が出てくるんでしょうか?私が観たことのないあの1つのエピソードで、見逃した何かが?」
「ありがたいことに答えはノーです。IDWとパラマウントの両方の『ローワー・デッキ』チームが素晴らしく、サポートに優れ、賢く、才能に恵まれています。私たちは、壮大なSFのアイデア、重要なキャラクターの展開、おなじみの『スタートレック』のテイスト、それに大量のジョークを盛り込んだ、とても楽しく、心を揺さぶる作品を作っています」と彼は続けます。「『ローワー・デッキ』がお好きなら、このコミックスもお気に召すはずです!この本のために、お気に入りのアーティストたちとチームを組むことになります。最初はデレク・チャームです。前回はアイズナー賞を受賞した『アンビータブル・スクイレル・ガール』と、アイズナー賞にノミネートされた『Shax’s Best Day』で一緒に仕事をしました。彼は最高です」
こちらがデレク・チャーム、ミーガン・ファン、クリス・フェノリオによる「スター・トレック:ローワー・デッキ」第1号の表紙ギャラリーです。
最初の章ではデレク・チャームが作画を担当し、その後は「エピソード」別の冒険ごとに、ローワー・デッキのキャストを引き継ぐ新しいアーティストが交代で作画します。ノースは「ファンタスティック・フォー」誌でも同様のスタイルのストーリーテリングを採用しており、短い章が積み重なってより大きな物語を形成しています。
「IDWのグループエディター、ヘザー・アントスは以下のようにコメントしています。「これ以上下げられないと思われた矢先に…ついにこれまでなかった継続シリーズ『ローワー・デッキ』でお目見えします!」「私たち観客と同じように、私たちもさらに『ローワー・デッキ』を求めているんです。今回は10倍お届けします!ライアン・ノースはこの物語で、どれほど熱心な『スタートレック』のファンであるかを私たちに示しています。しかも、コメディの天才デレク・チャームに加え、ジャック・ローレンスなど何人ものアーティストが「エピソード」ごとの役割を担っています。このシリーズは、ローワー・デッカーズ自身も絶対に見逃したくない、とても楽しい任務です!」