Newsaramaより
オスカー女優マリオン・コティヤールは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト ライジング』で1つのシーンで「失敗した」と語った。このシーンは10年以上もファンの間で熱心な議論の的となっている。

ノーラン監督との再タッグとなった『ダークナイト ライジング』でコティヤールは、ウェイン・エンタープライズのCEOであるミランダ・テイトを演じた。ネタバレ注意だが、最初はクリスチャン・ベール演じるブルース・ウェインの味方として登場するものの、後にトム・ハーディ演じる悪役ベインの協力者であるタリア・アル・グールであることが明らかになる。

バットマンを殺害し、ゴッサムシティを破壊しようとした後、コティヤールの演じるキャラクターは墜落事故で死亡する。彼女の死亡シーンでは、フランス人女優がクラッシュしたばかりのトラックから奇妙な体勢でモノローグを語っている。「父の仕事は完了した」と彼女は息を引き取る直前につぶやく。しかし、ファンの指摘によると、シーンの感動的なインパクトはこの奇妙な演技によって台無しにされている。

同女優はこの意見に同意している。「そのシーンはうまく演じられなかった」とコティヤールは、フランスのテレビ番組「Les rencontres du Papotin」でファンからそのシーンについて質問された際、語った。

「正しい姿勢も見つからず、適切な方法も見つからなかった…私は緊張していた。こういうことはある。何かを失敗しちゃうんだ。そして、私はそれをやらかしてしまった」と付け加えた。

『ダークナイト』ファンの間でこのシーンが繰り返し議論されているように、コティヤールがそれについて語ることは初めてではない。2016年、彼女はAllocinéとのインタビューでこのシーンについて言及している。

「失敗することもある。スクリーンでそれを目にすると、『どうして?なぜこのテイクを残したの?』と思うでしょう。でも、すべての人か誰も責めないといけない。でも、このシーンだけで見られてしまうのは心外だと思っていました。私は演じるすべてのキャラクターで信頼性を見つけるために最善を尽くしているのに、このシーンのためだけに知られるのは大変だ」

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