Newsaramaより
**アガサ・オール・アロングの衝撃的なフィナーレ**
『ワンダヴィジョン』のスピンオフ『アガサ・オール・アロング』が、待望の最終回を迎えた。第8話「Follow Me My Friend / To Glory at the End」と第9話「Maiden Mother Crone」で、ファン待望のキャスリン・ハーン演じる魔女のアガサ・ハークネスのコミックスさながらの姿が遂に披露された。
アガサ・オール・アロングとワンダヴィジョンを通して、ハーンはこれまで多彩なハークネスを演じてきたが、マーベル・コミックそのままの姿は一度も披露されていなかった。しかし、最終回でアガサはビリーの前に幽霊として姿を現し、茶色の髪は流れるような白い髪に変化した。これは、コミックでハークネスが最初に登場したときの姿で、白髪と紫のマントを纏っていた。
ツイッターを見ると、ファンがこの新たな姿に歓喜し、アガサのコミックのルーツを尊重していると評価している。中にはユーモラスに「ハガサ」と呼ぶ人もいた。
実は、マーベル・ショーでのアガサの新しい姿は、1969年に最初に登場した伝統的なバージョンと、『ミッドナイト・サンズ』などに登場する最新バージョンをミックスしたものであると指摘するファンもいた。
しかし、このコミック的な姿には、アガサのMCUでの将来に関するヒントが隠されているのではないだろうか?
アガサ・オール・アロングのラストでは、ビリーがアガサの助けを借りてトミーを探す展開となったが、幽霊となった現在は自由の身となり、可能性は無限大に広がっている。コミックではアガサはワンダの師として登場するため、幽霊アガサがワンダの師となる可能性もある。
アガサの未来に何が待ち受けているかは時間だけが教えてくれるが、ハーンがついに伝統的なコミックの姿を演じられたことに胸を躍らせていることは間違いないだろう。最近のColliderとのインタビューで、ハーンはこれがコミックの中で最もお気に入りのハークネスの姿だと明かしている。
「伝統的に、彼女は年上で白髪、コルセットを着用したエドワード時代の服装で描かれ、肌はほとんど露出していません。これが私のお気に入りのアガサです!
グレーの細いラインでバストゥールを着たアガサもいますが、私は『別の時代から来たような』アガサの方が大好きです」
もちろん、フィナーレでコミック的な姿を見せたのはアガサだけではない。第8話の終盤では、ジョー・ロック演じるビリーが新たな衣装で登場し、アガサと共にオーブリー・プラザ演じるデス/リオと戦う。
赤いフード付きマント、グローブ、青いスーツを身にまとったビリーの衣装は、コミックでのヴィカンとしての姿が明確に反映されている。ファンはこの姿にも大興奮で、下記の反応が寄せられている。
「アガサ・オール・アロング」の全エピソードは現在ストリーミング配信中。