Newsaramaより

映画『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の監督マイケル・ジアッキーノが、ジャック・ラッセルを主人公とした新たな物語で再びその世界に帰ってくる。しかし今回は、MCUを舞台にしたマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションではなく、マーベルの有名なウェアウルフと、最も有名な吸血鬼ドラキュラとの対決を描いたコミックブックとなる。

『ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッド・ムーン・ライズ』と題されたこのワンショットコミックは、ジアッキーノが脚本を執筆し、デビッド・メッシーナが作画を担当。さらに、現在連載中の『ウェアウルフ・バイ・ナイト:レッド・バンド』のライター、ジェイソン・ルーによるバックアップ特集や、まだ明かされていないボーナスコンテンツも収録される予定だ。

ジアッキーノはエンターテインメント・ウィークリー誌に対し、「ある意味、オリジナル連載からの逸話と言えるかもしれません。ドラキュラが復讐を果たすためにジャックを追いかけてくるんです。コミックで彼らが最後に顔を合わせた時の出来事からの復讐です。ジャック・ラッセルとその歴史に詳しい人にとって非常に興味深い、楽しいひねりが効いています」と語っている。

また、ジアッキーノは3人目のキャラクターが登場すると予告。ファンにとって「驚くことではない」人物だと述べている。MCUでのジャック・ラッセルとの関連性からマンシング、もしくはドラキュラとジャックの両方に因縁のあるムーンナイトのどちらかだろうと推測される。

ジアッキーノはこうも語る。「僕はモンスター物語が好きです。それらは、世界中の人々が恐ろしい生き物、モンスターと呼ぶものを、どのように人間的に描いているかが好きなんです。…まあ、モンスターですね。僕は彼らをそうは見ていませんでした。いつも、何か問題を抱えていて助けが必要な人々のように見えました。いつも彼らには同情していました。本当にそうでした。だから、それらの物語には感情的な結びつきがあり、それは今もなお私の中にあります。」

『ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッド・ムーン・ライズ』#1は、タイラー・カークハムによる表紙イラストと共に7月30日に発売される。

簡単に言うと、映画『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の監督が、ジャック・ラッセルとドラキュラを主人公にした新たなコミックを手がける。ファンにとって驚きではないであろう3人目のキャラクターも登場し、モンスター物語への独特の視点が反映された作品となる予定だ。7月30日発売。

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