IGNより Newsaramaより

公開中の映画「デッドプール&ウルヴァリン」では数え切れないほどのイースターエッグ、カメオ出演、コミックの参照が含まれている。これらのキャラクターについて紹介。

※以下、公開中の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のネタバレが含まれますので注意してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルヴァリンの変異体

ローガンの骸骨

オープニングでは、デッドプールが2017年の映画に登場したローガン (ヒュー・ジャックマン) の死体を掘り起こす。ローガンは、皮膚とアダマンチウムの骨格だけが残るまで腐っている。デッドプールは、ローガンの骨格を使ってTVA (時間変異取締局)の部隊を殺害し、ローガンの爪を身に付ける。

小さき王ウルヴァリン

ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンに対する最も頻繁な批判の1つは、彼の身長が188cmであるのに対し、コミックのウルヴァリンの身長は約160cmであるということ。デッドプールがマルチバースで初めて遭遇するウルヴァリンはこの点を考慮に入れているが、コミック版よりもさらに背が低い。

ウェポンX(ウェポン・オメガ)

片手とふさふさした大きなあごひげで路地裏でデッドプールと戦うウルヴァリンは、マーベルのクロスオーバーイベント「エイジ・オブ・アポカリプス」からそのまま飛び出してきたような存在。X-Men: Alpha#1 で初めて登場したウェポンXは、暗い別のタイムラインから来たウルヴァリンの極端なバージョンだが、彼にとって良いニュースは、この世界ではジーン・グレイと一緒にいること。

パッチ

コミックの中でウルヴァリンが最も頻繁に使用する別名の1つはパッチだ。パッチでは、彼は白いスーツを着て眼帯をし、潜入捜査を行う。非常に目立つ髪型と態度にもかかわらず、誰もそれがウルヴァリンだとは気づかない。映画では、彼がギャンブルをしている場面が描かれるが、おそらくマドリプール(ディズニー+ の「ファルコン&ウィンター ソルジャー」で登場した場所) だろう。

オールドマン・ローガン

ローガンはコミックの「オールドマン・ローガン」をかなりゆるく翻案した作品だが、今回の映画では更にカウボーイハットをかぶってデッドプールをショットガンで撃つ、あのオールドマン・ローガンが登場した。

頭蓋骨のベッドの上で磔にされたウルヴァリン

大量の頭蓋骨の飢えで磔にされたウルヴァリンは、実は史上最も有名なコミックのカバーの1つをそのまま再現したもの。1989 年のUncanny X-Men #251のマーク・シルヴェストリによるアートで、ストーリーでは映画「ローガン」にも登場したドナルド・ピアースとレディ・デスストライク率いるリーヴァーズによって捕らわれ磔にされた。

ハルク VS ウルヴァリン

コミックのウルヴァリンは「インクレディブル・ハルク」で初めて登場した。具体的には、The Incredible Hulk #180 の終わりにカメオ出演し、その後の #181 でフル出演した。ここでは、茶色のコスチュームを着たウルヴァリンがハルクと戦うが、黄色と青のスーツを着たウルヴァリンがハルクと戦ったコミック版とは異なる。更にウルヴァリンの爪に映ったハルクの短いショットがあるが、これは有名な1987年の The Incredible Hulk #340 のトッド・マクファーレンのカバーへのオマージュ。

カヴィルリン

ヒュー・ジャックマンが演じる他のウルヴァリンの変異体たちとは異なり、この映画ではウルヴァリン役にサプライズで新たな俳優が登場する。デッドプールが「カヴィルリン」と呼ぶヘンリー・カヴィルだ。カヴィルが2022年後半にスーパーマンとして復帰しないことを発表してすぐに、ファンは彼をさまざまなMCUキャラクターとして夢見始めた。そして今、ついに彼らの願いが叶った!ある意味。デッドプールがカヴィルリンに「私たちは通りの向こうのアホどもよりもずっと良い扱いをしてあげる」と言う面白いジョークもある。これは、カヴィルがスーパーマンとして戻ってくると伝えられたとき、ジェームズ・ガンとピーター・サフランが引き継いで計画が変更されたことへの言及。

デッドプールの変異体

レディ・デッドプール

数か月前からインターネットで異常なほどの熱狂を巻き起こしているこのキャラクターの声を担当しているのは、ライアン・レイノルズの妻であるブレイク・ライブリーで、彼女は映画の中で何度も言及されている(ゴシップガールに関するジョークも1つ)。映画の中でこのキャラクターの顔は一度も見られない。ワンダ・ウィルソンは Deadpool: Merc With a Mouth #7 で登場した。

ドッグプール/メアリー・パピンズ

インターネットではレディ・デッドプールに注目が集まっているが、ウェイドの愛の本当の対象は、ウェイド・ウィルソンの多元的変異体である。ドッグプールは、イギリスで最も醜い犬と呼ばれるペギーが演じる。このキャラクターは Prelude to Deadpool Corps #3 で初めて紹介された。

ヘッドプール

デッドプールの非常に礼儀正しい浮遊するゾンビの頭のバージョンはネイサン・フィリオンが声を担当し、Marvel Zombies #3 で紹介された。

キッドプール

キッドプールはウェイド・ウィルソンの子供バージョンだが、キッドプールを演じる俳優は文字通りライアン・レイノルズの子供。キッドプールを演じるのはアイネズ・レイノルズで、彼女はレイノルズとライブリーの娘。キッドプールは、Prelude to Deadpool Corps #2 で紹介された。キッドプールを、ここでも登場するベイビープールと混同しないように。

カウボーイ・デッドプール、別名デッドプール・キッド

Deadpool: Merc With a Mouth #7 で紹介されたカウボーイ・デッドプールは、ほんの少しだけ登場し、マシュー・マコノヒーが声を担当しているが、私たちにとってはそれで十分。

ワタリ、別名ローニンプール

ワタリは戦闘シーンで、特徴的な笠麦わら帽子をかぶっているのですぐに見分けがつきく。このキャラクターはコミックの 5 Ronin に登場しており、さまざまなヒーローを侍として再解釈しているシリーズ。このコミックに登場する他の4人のキャラクターは、ウルヴァリン、ハルク、パニッシャー、サイロック。 

デッドプール2099

奇妙で未来的なデッドプールは、このシーンでは少し場違いに見える。これはデッドプール 2099、別名アース 16356 のウォーダ・ウィルソンで、マーベル2099シリーズのキャラクター。

ゴールデンエイジ・デッドプール

発見された変異体の中でも特に印象的なのは、ガスマスクをつけたゴールデンエイジ・デッドプール、別名ウィージー・ウィルソンだ。デッドプール・コーの一人で、刀の代わりにカットラスを振り回す。

ゼンプール

戦闘シーンに登場する、不気味な白いマスクを被ったデッドプールの亜種は、暴力に背を向けた平和を愛するウェイド・ウィルソン、ゼンプール。Avengers & X-Men: AXIS でオンスロート化したレッドスカルを戻すために、スカーレットウィッチとドクター・ドゥームが脳の反転呪文を行ったことで、その場にいたヒーローやヴィランも影響を受けて反転してしまい、デッドプールも争いを好まない性格となった。

ピータープール

ロブ・ディレイニー演じる元X-フォースのメンバー、ピーターは、2作目からブレイクしたキャラクター。彼は今作の冒頭で再登場し、落ちぶれたウェイド・ウィルソンと同じ自動車販売店で働いている。実は、彼には秘密の正体もある。それはピータープール!彼は軍団の攻撃を中止させ、デッドプールとウルヴァリンの両方を救った。彼にそんな力があるとは誰が想像しただろうか?

FOX映画カメオ出演

ローラ、別名X-23役のダフネ・キーン

トレーラーで明らかになったように、ダフネ・キーンはローラとして再登場した。映画「ローガン」でウルヴァリンの若いクローンを演じた後、彼女はサングラスも着けて、この映画で重要な感情的な役柄を演じた。さらに良いニュースは、ローラがデッドプールの世界で生き残るということなので、これがX-23をスクリーンで見る最後ではないかもしれないということだ。

エレクトラ役のジェニファー・ガーナー

ガーナーは2003年の映画「デアデビル」で初めて暗殺者エレクトラを演じ、その後2005年の映画「エレクトラ」で再びこの役を演じたが、完全な失敗作となった。「デアデビル」の共演者ベン・アフレックと結婚したが離婚しており、「デッドプール&ウルヴァリン」でデアデビルがスクリーン外で死ぬことについてエレクトラがまったく相反する感情を表明するシーンで、このことは皮肉な言及となっている。

ガンビット役のチャニング・テイタム

一連のワイルドなキャスト発表の中でおそらく最もワイルドなキャスティングは、チャニング・テイタムがガンビット役を演じること。彼は「X-MEN:ファイナル ディシジョン」以来、この役を演じたいと熱望していた。そして10年以上もガンビットのスピンオフ映画を作ろうと試みて失敗していたが、ディズニーがFOXを買収した際に正式に中止となった。だからこそ、彼はこれまで誰も彼に会ったことがないと常にジョークを飛ばしているのだ。しかし、もっと面白いジョークは、テイタムが「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」でテイラー・キッチュのケイジャン訛りがないことに対して、ニューオーリンズ育ちの自分ならもっとうまくできるだろうと言及したこと。ここでテイタムはデッドプールですら怒らせるような難解なパトワ語を使っている。さあみんなでテイラー・キッチュに謝ろう。

ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役のクリス・エヴァンス

素晴らしいおとり商法で、クリス・エヴァンスはキャプテン・アメリカを演じていない。彼は2005年の「ファンタスティック・フォー」とその続編である2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」でのヒューマン・トーチことジョニー・ストームを演じている。エンドクレジットの最後まで見ればわかるように、彼は口が非常に悪い。

パイロ役のアーロン・スタンフォード

スタンフォードは「X-MEN2」と「X-MEN: ファイナル ディシジョン」で炎を操るミュータントを演じ、本作ではカサンドラ・ノヴァの副官として復帰し、そして最終的には裏切り者となる。

セイバートゥース役のタイラー・メイン

オリジナルの「X-メン」映画でウルヴァリンの邪悪な敵を演じたメインが再び同じ役で登場する。この役は「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」でリーヴ・シュレイバーが演じた。

トード

短い登場ではあるが、長い舌を持つトードがカサンドラ・ノヴァの軍隊の一員として戻ってくる。このミュータントは、オリジナルの「X-メン」映画でダース・モール役のレイ・パークが演じており、そこでヒキガエルが雷に打たれると何が起こるのかという衝撃的な答えが明らかになった。

レディ・デスストライク

再び短い登場だが、長いアダマンチウムの爪を持つデスストライクが、「X-MEN2」で倒された後、戻ってきた。2003年の映画では、ケリー・フーが演じた。

アザゼル

また短い出演だが、アザゼルは「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」で小さな役を演じ、「X-MEN: フューチャー&パスト」では死体として登場した。映画での彼はナイトクローラーと関係があるかどうかは定かではない、テレポートする赤い悪魔のような男。「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」ではジェイソン・フレミングが演じました。

ジャガーノート

この止められないミュータントは、「X-MEN: ファイナル ディシジョン」で着ていたのと同じ衣装で戻ってくるが、あの映画のようにヴィニー・ジョーンズが演じているわけではない。ジャガーノーとは「デッドプール 2」にも登場し、そこでは監督のデヴィッド・リーチの CGI モデルが演じ、ライアン レイノルズが声を担当した。

サイロック

これは間違っているかもしれないが、ノヴァの要塞での大戦闘では、ミュータントの1人が、サイロックが使用するのと同じ種類のスーパーパワーで作られた投げ縄/鞭のようなものを使っている。ただし、このキャラクターは、「X-MEN: アポカリプス」で演じたオリヴィア・マンによって演じられたわけではない。

その他のカメオ出演

ブレイド役のウェズリー・スナイプス

ウェズリー・スナイプスは、以前にデイウォーカー役を3回演じている。1998年に「ブレイド」で現代のスーパーヒーロー映画の復活を先導し、「ブレイド2」でそれを継続し、ライアン・レイノルズと共演した「ブレイド3」。スナイプスは、自分はこれまで存在した、そしてこれからも存在する唯一のブレイドだと言い、デッドプールはカメラをまっすぐ見つめる。これは、2019年から開発が進められているマハーシャラ・アリのMCUプロジェクトに言及している。この点に関してはスナイプスが正しいのかもしれない。

ブレイドがデッドプールに初めて会ったとき、彼は「君のことは好きじゃない」と言いうが、デッドプールは「君は昔から好きだった」と答える。マーベル研究の上級学位を持っていなければ、スナイプスとレイノルズが「ブレイド3」の撮影中に、有名な言い争いをしたり、お互いにいらいらしたりしていたことを知らないだろう。その理由は? スナイプスはブレイド役をメソッド演技で演じ、レイノルズは俳優の役柄を崩すために、全力を尽くして即興で演じたから。

カサンドラ・ノヴァ(エマ・コリン)の部隊との戦いで、ブレイドは「まだ上り坂でアイススケートするクソ野郎がいる」と言う。これは、ブレイドが最初のブレイド映画でディーコン・フロスト(スティーブン・ドーフ)と戦うときに言った、映画史​​上最も狂ったセリフへの参照である。伝えられるところによると、スナイプスはある日サワークリームチキンを食べているときにこのオリジナルのセリフを思いついたという。いや、私たちにも彼が何を言っているのか分からない。

ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴロー

あなたもおそらくこれを見たことがあるだろう!アイアンマンの最初の2作品を監督したファヴローは、アベンジャーズからデッドプールを優しく拒絶する男としてゲスト出演している。ファヴローは、アニメ「ホワット・イフ…?」でキャラクターの声を担当したことは言うまでもなく、これまでに8本のMCU映画でハッピーを演じてきた。男はハッピーを演じるのが大好きです!彼はハッピーでいられて幸せ!

ハンターB-15役のウンミ・モサク

ハンターB-15 は、ロキの両シーズンで重要なキャラクターだ。彼女は自分が本当は何者なのか疑問に思う兵士として始まり、現在は TVA を運営しており、ピーターに夢中。

スタン・リー

スタン・リーはこれまですべてのデッドプール映画に登場しており、実はこの作品にも登場している 少なくとも精神的には。デッドプール・コーとの戦いで、ウルヴァリンとデッドプールがマルチバースのデッドプールでいっぱいのバスを切り抜けていくとき、バスの側面にある清掃会社の広告の中に、スタン・リーの顔がちらりと見える。

created by Rinker
ユニバーサル ミュージック
¥2,600 (2025/02/07 19:02:45時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥3,080 (2025/02/07 22:54:47時点 Amazon調べ-詳細)

One thought on “【ネタバレ注意】映画『デッドプール&ウルヴァリン』に登場したキャラクター達”

コメントを残す