Newsaramaより
スーパーマン最大の弱点であるクリプトナイト。その故郷クリプトンの残骸であるクリプトナイトには、様々な種類があり、それぞれスーパーマンに異なる影響を与えます。大ヒットホラーコミック「アイス・クリーム・マン」のクリエイター、W・マックスウェル・プリンス、マルティン・モラッツォ、クリス・オハラランの3人が、スーパーマンをあらゆる種類のクリプトナイトに晒す物語を創作しました。
その名も「スーパーマン:クリプトナイト・スペクトラム」。DCブラックレーベルの限定シリーズで全5巻構成。各巻で異なるクリプトナイトの影響が描かれ、DCが「存在主義的スーパーヒーロー・ファンタジー/ホラー」と表現する物語が展開されます。さらに、この作品ではいくつかの新種のクリプトナイトも登場します。
公開された内頁と、チュラ・ロテイ、フアン・フェレイラ、ウェス・クレイグ(箔押し版)、アレックス・エクマン=ローンによる複数のバリアントカバーも注目を集めています。
DC公式の説明によると、「宇宙の深部で4つの新種のクリプトナイトが発見され、スーパーマンはそれらが自身にどのような影響を与えるのかを知る必要があります。さもなければ、彼の故郷惑星のカラフルな岩石が悪の手に渡る可能性があるからです!」とのこと。バットマンと共に、これまでにないクリプトナイトのそれぞれがもたらす結果を探求するこの作品は、プリンス、モラッツォ、オハラランの革新的で境界線を押し広げる作風で描かれます。
作家マックスウェル・プリンスは、「私たちはコミックの物語において、かなり型破りな実験で知られています。この『スーパーマン:クリプトナイト・スペクトラム』5巻を通して、まさにそれをやっています。私たち独特の視点で、奇妙でかつ時代を超越した、奇抜でありながら地に足の着いたスーパーマンの物語を描きました。緑、赤、黒のクリプトナイトがスーパーマンにどう影響するかご存じでしょうが、紫やコバルト、斑点のあるクリプトナイトについてはどうでしょうか?」と述べています。
「スーパーマン:クリプトナイト・スペクトラム」#1は8月13日発売です。
このように、新たなクリプトナイトの登場と、それによるスーパーマンへの影響、そして異色のクリエイター陣による実験的なアプローチが特徴の、スーパーマンコミックシリーズの新作が発表されました。 ファンならずとも興味深い内容となっています。