今週、マーベル・スタジオのアニメ「ホワット・イフ…？」がシーズン1の最終回を迎え、マーベル・シネマティック・ユニバースの「もしも」をアニメで表現した意欲的な作品となった。最終エピソードでは、視聴者がこれまでに見なかった別バージョンのガモーラも登場したが、ヘッドライターのA・C・ブラッドリーが第2シーズンで彼女の経緯を描くことを確認した。
ブラッドリーはComicBook.comとのインタビューで、そのバージョンのトニーとガモーラを語るエピソードは、新型コロナウイルスのパンデミックに関連する制作上の問題のために延期されることになったと明かし、フィナーレで登場するガモーラの「前日譚」のような形で、第2シーズンのいずれかの時点でこのエピソードが登場することを再確認した。
ブラッドリーはガモーラがもっと登場するかという質問に対して、「必ず登場する。ガモーラのエピソードで何が起こったかというと、もともとシーズンの初期にトニーとガモーラを中心としたエピソードが予定されていた。しかし、新型コロナウイルスと制作の遅れにより、世界各地の素晴らしいアニメーションハウスが、パンデミックの影響を大きく受けてしまっていた。シーズン全体を年内に延期するか、このエピソードをシーズン2に延期するか、という2つの選択を迫られた。私たちは、このエピソードをシーズン2に回すことを選択し、フィナーレでガモーラを見ることで、今後の展開のティザーとなることを期待した。シーズン2では、トニーとガモーラがどのようにして友人になったのかを描く、ちょっとした前日譚のようなものになるだろう。」と述べている。更にブラッドリーは「この2年間の激動を考えると、1エピソードを押し上げることは何でもないことであり、我々も完全に理解している。私たちのアニメーションハウスは、この番組を成功させるために絶対的なロックスターだった。」と続けた。
マーベル・スタジオが贈る初のアニメーション作品。アイアンマンや、キャプテン・アメリカ等、映画シリーズで舞台から降りたヒーローたちに、あの時“起こりえたかもしれない”、想像を超えた驚くべき“もうひとつの”物語。
もしも、アベンジャーズヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…？
アニメ「ホワット・イフ…？」はDisney＋（ディズニープラス）にて配信中。
