CBRより

アメリカで法執行官である警察が、パニッシャーことフランク・キャッスルのドクロを用いたことで論争の的となっている。該当の件に関しては現在調査中で、パニッシャーのドクロを用いたセントルイス警察官協会のトップ、エド・クラークはFacebookでコメントした。「同僚の部下が調査中であり、『ブルーラインパニッシャーシンボル』のイメージを掲載しただけで、巡回弁護士の除外リストに載せられたと主張している。これは間違っている。我々が一体感を持つためのシンボルであったり、我々のメッセージを運ぶためのシンボルであっても、それを選ぶ人のあら捜しをする誰かが常にいる。」と弁明した。更にクラークは「法の執行を憎む人々との戦いの象徴として、ブルーラインシンボルとブルーラインパニッシャーシンボルは法執行官のコミュニティで広く受け入れられてきた。我々が善と悪の境界線を保つことを世界に示す方法だ。」と続けた。

これに対してコミックライターのカート・ビュシークは「ザ・パニッシャーは法の範囲外で働く連続殺人犯だ」とTwitterに投稿。Twitterでの記事の反応は、最近「パニッシャー」#13で描かれた警察が車にパニッシャーのロゴを貼り付け、それを破り捨てたパニッシャーがなぜ警察が彼と違うのかという説明を支持する形だ。

「ブルーライン」は混乱の抑制、秩序と文明を繁栄させる力として警察の地位を比喩的に示すもの。それはブルーラインシンボルとして警察が国旗などに取り入れて使用することがあったが、今回はパニッシャーのドクロが使用されたことが問題となっている。パニッシャーは1974年に「アメイジング・スパイダーマン」#129で初登場し、家族を犯罪者に殺された彼は犯罪者を殺すことで事件を解決していく自警団員である。

現在、部門に関係する警官の調査を開始している。

コメントを残す