Newsaramaより

サイケデリックな新感覚クライムコミック「The Voice Said Kill(ザ・ヴォイス・セッド・キル)」が、Image Comicsから7月23日に発売されます。

作家Si Spurrier(サイ・スパーリア)とアーティストVanesa Del Rey(ヴァネッサ・デル・レイ)、カラーリストJohn Starr(ジョン・スター)、レタラーHassan Otsmane-Elhaou(ハッサン・オツマーヌ=エルハウ)という豪華クリエイター陣が贈る本作は、「ファーゴ」と「Deliverance(デリーバランス)」を混ぜ合わせたような、ルイジアナ州の湿地帯を舞台にした4部作です。

主人公は、幻覚キノコを大量に摂取して気が狂ってしまった男。彼は、密造酒を製造・販売する犯罪一家と対決することになり、妊娠中のパークレンジャーがその渦中に巻き込まれていきます。 Del Reyによる独特で鮮烈なサイケデリックなアートスタイルは、主人公のトリップ状態を完璧に視覚化し、他に類を見ない独特の世界観を作り上げています。

スパーリア自身もX-Menシリーズで超常的な能力や宗教的概念を扱ってきた経験を持つことから、本作でもその手腕が遺憾なく発揮されています。Del ReyとStarrによるアートワークは、スパーリアのアイデアをさらに概念的な領域へと昇華させています。

「ドラムの皮よりもタイトなクライムスリラーだ」とスパーリア自身が語る本作は、狂騒的で、暴力的な、そして忘れられない読み心地を提供してくれるでしょう。 湿地帯の熱気、ワニを密猟する者たち、犯罪組織の女ボス、そして復讐に燃える主人公…この混沌とした物語に、あなたも引き込まれること間違いありません。








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