Newsaramaより
今月の発売を控える、グラフィックノベル「Pretty Deadly」のアーティスト兼共同制作者、エマ・リオスによる新たなソロ作品が発表されました。「アンズエロ」と題された鮮やかなファンタジー作品は、Image Comicsによって「広大なスケールとスタイルの、息をのむようなディストピアストーリー」と称されており、海が突如として予想外に上昇する世界での3人の子供たちを追っています。リオスさんは自身のInstagramで「エコホラーと優しさのコードが込められた、海についての物語」と説明しています。
「アンズエロ」は非常に美しい作品で、リオス氏の素晴らしい水彩画が存分に発揮されています。ギャラリーでは、この本の抜粋を独占公開しています。
「誰もが想像していたよりずっと複雑だった海が、ある日上昇します」と、304ページのハードカバーに記載されたImage社の要約にはあります。「海が世界を吸収し、吸い込まれたすべてのものを変容させると、地平線が折り重なります。3人の子供たちは、荒れ狂う潮によって肉体的にも精神的にも変化し、つながりを失って迷子になってしまいます。彼らはあらゆる生物を傷つけることを拒否します」
リオス氏とアニメーターのルイス・ヤン氏によるアニメーショントレーラーも公開されています。
リオス氏は「アンズエロ」について、「どんなに慎重に計画を立てても、作品と制作者は常に学習と実験によって変容し、適応します。私は皮膚の下に海を書きたいと思いましたし、その過程で自分自身が別人になることができたのは幸運でした」と述べています。
「アンズエロ」はImage Comicsからハードカバーで出版され、11月6日にコミックショップで、11月19日から独立系書店で販売されます。