Newsaramaより
コリン・ファレルがDCスタジオのルカ・グァダニーノ監督による「Sgt. Rock」映画の主演候補として交渉中であることから、ファンは「ペンギン」役を演じた彼が再びDC作品に出演することに賛否両論を巻き起こしている。
当初はダニエル・クレイグが、1959年にDCコミックスに登場した第2次世界大戦の兵士で、イージー・カンパニー歩兵部隊を率いるSgt. Rock役の交渉に参加していたが、降板後、ジェレミー・アレン・ホワイトが後任候補として噂されていた。グァダニーノ監督と「チャレンジャーズ」や「クィア」でタッグを組んだジャスティン・クリツケスが脚本を担当し、今夏には英国での撮影開始が予定されている。
ファレルのキャスティングに興奮するファンもいる一方で、「新しい血液」をDCユニバース(DCU)に取り入れるべきだと懸念する声も上がっている。ファレルは2022年の「ザ・バットマン」でマフィアであるオズ・コブを演じ、昨年はHBOシリーズ「ペンギン」で主演を務めた。マット・リーブスの映画(および関連スピンオフ)はDCUとは別世界の「エルスワールズ」に属するが、一部の視聴者はそれでもDCスタジオによるキャスティングは奇妙だと考えている。「同じ俳優が複数のキャラクターを演じるのはちょっと変」「新しい血液が必要だ」といった意見がRedditユーザーから投稿されている。また、「主要キャラクターがまだ確立されていないのに、このようなマイナーキャラクターの映画に力を入れるのは理解できない」「Sgt. Rockは特別な力を持たない普通の第二次世界大戦兵士。なぜDCはこの映画に力を入れているのか?」と疑問を呈する声もある。
しかし、キャラクターよりもグァダニーノ監督こそが魅力だと主張するユーザーもいる。「ルカ・グァダニーノ監督が関心を持っているプロジェクトであり、多くの才能ある俳優が一緒に仕事したい監督だからだろう。映画のプロモーションは、Sgt. Rockというキャラクターよりも、監督と主演俳優を前面に出すことになるだろう」という意見だ。また、「ジェレミー・アレン・ホワイトよりは良い」「ホワイトは良い俳優だが大物ではない。このプロジェクトは興行収入を得るために、ある程度のスターパワーが必要だ。ファレルはその点で良い選択だ」といった意見もある。
ファレルがリーブス・バース(リーブス監督作品とその関連作品)に加えDCUにも参加することに興奮するファンもいる一方で、「彼はオズとSgt. Rockを演じ分けられないと考えるのは非常に愚かだ。異なる宇宙であり、キャラクターも全く似ていない」と反論する声もある。
Sgt. Rockの公開日はまだ発表されていない。続報を待ちつつ、2025年以降に予定されている他のDC映画や番組をチェックしよう。