Newsaramaより
サミュエル・L・ジャクソンは、マーベル・スタジオとの9本分の映画契約を全うするまで生きられないだろうと考えていたが、実際には映画が次々と公開され、驚いたそうだ。GQのインタビューでジャクソンは、「ケヴィン(マーベル・スタジオ社長)から『9本分の契約をオファーしたい』と言われて、『全部作るのに、私はどれだけ生きなきゃいけないの?』と思ったんだ」と語った。「映画制作は、世界で最もスピーディーなプロセスではないし、誰もそんなことはしない。だから、2年半で9本も映画を作るなんて想像もできなかったんだ。だから、『えーっ、契約を使い果たしてしまう!』と思ったけど、うまくいったよ」

MCUでは、ジャクソンはアベンジャーズの創設者であるニック・フューリーを演じており、マーベル・コミックスからそのまま引き抜かれたキャラクターだ。ジャクソンは2008年の映画『アイアンマン』のエンドクレジット後のシーンにも登場しているが、クレジットされなかったので、公式的には2010年の映画『アイアンマン2』でニック・フューリーとしてMCUデビューを果たした。

それ以来、フューリーは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』に登場し、2023年には『ザ・マーベルズ』に出演する。また、マーベルのスピンオフ作品であるDisney+のドラマ『シークレット・インベージョン』にも主演した。

13年で9本もの映画に出演するのは素晴らしいことだが、それ以上のマーベル映画に登場した気がする人は正解だ。ジャクソンは、『マイティ・ソー』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にもクレジットなしでカメオ出演しているからだ。

今までで一番好きなニック・フューリーの姿を聞かれると、ジャクソンは「『ウィンター・ソルジャー』で車を運転している場面だ。それがまさに象徴的なニック・フューリーの姿なんだ。パニックにならず、冷静に次の手を考えて、次の手を考えて、次の手を考える。最高にかっこいい」と答えた。

フューリーは今後のマーベルプロジェクトでは登場する予定はないが、ぜひ近い将来に姿を見せてほしいものだ。もしかしたら、サンダーボルツで親友のバッキー・バーンズを訪ねてくれるかもしれない?

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