Newsaramaより
マーベル映画『サンダーボルツ』のエンドクレジットシーンはMCUにとって大きな転換点となるはずでしたが、当初は全く異なる内容になる予定でした。以下、ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください。

映画の最後には、フェーズ5作品にファンタスティック・フォーがサプライズ登場します(正確には彼らの宇宙船ですが)。カットされたシーンでは、ジョン・ウォーカーとバッキー・バーンズが「4」の数字を巡って口論する、ユーモラスな場面もあったそうです。

しかし、エンドクレジットシーンの初期案は、全く異なるキャラクターを予定していました。脚本家のエリック・ピアソンはIGNのインタビューで、「当初は、征服者カーンを絡めたエンドクレジットを考えていた」と明かしています。しかし、SAG-AFTRAのストライキが製作準備に支障をきたし、再開時にはMCUの状況が大きく変わっていました。2023年にジョナサン・メジャースとの契約が解消されたことで、カーンは最終的に見送られたのです。

さらに、別のキャラクターもエンドクレジットに登場する予定でした。「かなり昔に、ゼモが『ユージュアル・サスペクツ』のキース・ソーゼのように、刑務所から糸を引いているというアイデアがあったんです」とピアソンは語っています。「でも、それは『どうかな?』→『いや、違うね』で終わりました」。

最終的に採用されたエンドクレジットシーンは、『サンダーボルツ』を新たなアベンジャーズとして位置づけるものですが、全員がそれを喜んでいません。サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)は新しい名称に異議を唱え、訴訟沙汰にまで発展しており、その争いは現実世界にも波及しています。

『サンダーボルツ』は現在公開中です。

この翻訳では、原文の情報を整理し、より自然で読みやすい日本語にまとめています。また、映画の内容や背景を理解しやすいように、補足説明も加えています。

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