Newsaramaより
ジョージ・クルーニーは、1997年の映画「バットマン&ロビン」での自身のバットマン役を、幼い息子が納得していない、しかもその意見に自分が同意していると語った。「息子の今のお気に入りのヒーローはバットマンなんだ」とクルーニーはエンターテイメント・トゥナイト誌に語っている。「『僕がバットマンだったんだよ』と言ったら、『そんなことないよ』って。そして僕は『君の言う通りだ』って答えたんだ」
クルーニーは、ティム・バートン監督の「バットマン」と「バットマン リターンズ」(マイケル・キートン主演)に続く、90年代ダーク・キャンプ風バットマン映画シリーズのジョエル・シュマッカー監督作品「バットマン&ロビン」でバットマンを演じた。続く「バットマン フォーエバー」ではヴァル・キルマーがバットマン役を引き継ぎ、クルーニーは「バットマン&ロビン」でバトンを受け取った。しかし本作は興行収入と批評の両方で低迷し、このシリーズの最終作となった。
今日の子供たちがクルーニーのキャンプ調ダークナイト像に納得しないのは当然だが、ミレニアル世代やX世代の中には、この極めて90年代らしいスーパーヒーロー映画のナンセンスさ(アーノルド・シュワルツェネッガー演じるミスター・フリーズなど!)を面白がれる者もいる。
クルーニーは、「ザ・フラッシュ」の最後の場面でブルース・ウェイン役を再び演じ、キートンもバットマン役で帰ってきた。マルチバース的な出来事となるはずだったが、公開を巡る論争のせいで興行収入は惨敗に終わった。キートンの再登場は喜ばしい出来事だったが、クルーニーが再びバットマンの衣装を着ることはもうないかもしれない(あのキャンプ調のコスチュームを二度と見られないのも残念だ)。
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