DCEUで「デスストローク」を演じたジョー・マンガニエロは、「スーサイド・スクワッド」の続編にデスストローク役で出演する予定だったが、脚本やプリプロダクションの段階で計画が頓挫したと語った。
マンガニエロはThe Hollywood Reporterとのインタビューで、「『スーサイド・スクワッド2』には4、5種類の異なるバージョンがあって、日程の関係で保留になっていたんだが、ある俳優が空くのを待っていた。」と語った。
ジェームズ・ガンが監督を務める映画「ザ・スーサイド・スクワッド」は、2016年に公開されたデヴィッド・エアー監督の「スーサイド・スクワッド」と比べると、フランチャイズの方向性がやや異なり、チームの名簿には下位ヴィランが多数登場する。しかし、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインやジェイ・コートニー演じるキャプテン・ブーメランなど、復帰するキャラクターも存在する。
マンガニエロは2016年9月にデスストローク役に起用され、ベン・アフレックによる「バットマン」映画のメインヴィランとして出演する予定だった。その1年後には、「ザ・レイド」の監督であるギャレス・エヴァンスが、マンガニエロ演じるデスストロークを主演とするソロ映画の脚本・監督を務めるというニュースが流れた。しかし、アフレックの「バットマン」映画も「デスストローク」の単独映画も、実現しなかった。
マンガニエロは、ザック・スナイダー版「ジャスティス・リーグ」にデスストロークとして出演することが決まっており、バットマンと思いがけない同盟を結ぶことになる。
ザック・スナイダー版「ジャスティス・リーグ」は2021年3月18日よりHBO Maxで米配信され、映画は当初の4部構成から1本の映画としてリリースされる。日本では「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」として、初夏よりデジタル配信及びディスク版をリリース予定。