Comicbook.comより

マーベル・スタジオの映画「ブラック・ウィドウ」はナターシャ・ロマノフがどのようにして今のスパイになったのかというオリジンストーリーではなく、映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の後を舞台にしている。主演のスカーレット・ヨハンソンはこのタイミングでのナターシャを描くことについての理由を説明している。

ヨハンソンは撮影現場でのセット訪問インタビューで、「シビル・ウォーの後というのは、始めるのに良いタイミングだと思った。オリジンストーリーをやるつもりはなかった。なぜなら、私は過去に戻りたくなかったから。前に進みたかったのだが、たとえ戻ることになっても、見ればすべてに意味がある。というのも、彼女はいつも誰かのために働いていて、何かの作戦に参加していた。彼女は常に何かのセーフティネットを持っていた。必ずしも、セーフティネットという言い方が適切かどうかはわからないが、彼女は常に工作員であり、良くも悪くも、自分で何かを決める必要がなかった。」と述べている。

更にヨハンソンは「映画の冒頭で彼女を見つけたとき、彼女はただ壊れていた。そして、映画の終わりには、彼女を元に戻すことが目的だが以前とは違う。ケヴィン(ファイギ)と私、そしてブラッド(ウィンダーバウム)の3人は、最初の段階で意見が一致していて、それが時間軸の中でベストな場所であることは明らかだった。それは、私たちに多くの勇気とあらゆる可能性を与えてくれた。そして私たちはいつも、もしアベンジャーズが上にいて、すべてのヴィランキャラクターが下にいるとしたら、リヴァイアサンでも何でもいいのだが、暗い地下のものが下にあるとしたら、ナターシャというキャラクターの最も興味深い点は、彼女が2つの世界をシームレスに行き来できるということ。そして、彼女の忠誠心は必ずしも明確ではない。彼女は同じモラルで行動しているわけではない。そのようなグレーゾーンは、生きていく上で格好の場所だと思う。そう、それが私たちの居場所。」と説明している。

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映画「ブラック・ウィドウ」は2021年7月8日より劇場公開、7月9日よりディズニープラス プレミア アクセスにてリリース予定。監督:ケイト・ショートランド、出演:スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、O・T・ファグベンル、レイチェル・ワイズ等、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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