Newsaramaより
「スタートレック」には危険で悪辣な悪役が数多く登場していますが、スターフリートと同盟国を制した悪役はほとんどいません。しかし、9月4日の「スタートレック#500」では、それが起きました。エンタープライズ号のデータ司令官の兄弟であるアンドロイドのロアが、破壊のオーブとして知られる全能の武器を使用して、現実を自身のイメージに作り直し、自分自身を全能の神にしました。
しかし、銀河各地のヒーローと悪役が一丸となってロアを倒す希望はまだあります。IDW Publishingの主力タイトル「スタートレック」と「スタートレック:デファイアント」を結びつける「スタートレック」クロスオーバーイベント「ロアウォー」では、一連の特別版ワンショットが公開されます。2025年にコリン・ケリー、ジャクソン・ランジング、クリストファー・カントウェルが脚本を執筆し、ダヴィデ・ティントが作画を担当する「スタートレック:ロアウォー#1」で幕を開けます。
ランジングは声明の中で、「これがまさに、テセウス号が宇宙ドックを離れてデファイアントが盗まれた時から築き上げてきたものです。銀河のヒーローと悪役がその存在を守るために団結しなければならない、究極の「スタートレック」コミッククロスオーバーイベントです」と述べています。
ケリーは、「神々は死んでおり、狂ったアンドロイドだけが我々の宇宙の支配権を握っています。絶対的な力があれば、絶対的な汚職が伴いますが、絶対的な支配権を伴うでしょうか?『スタートレック』の世界の新人であるダヴィデ・ティントの素晴らしいアートをフィーチャーし、コミック界にある中で最も印象的で世界を終わらせる『スタートレック』イベントに落ち着くつもりはありません。」と付け加えています。
カントウェルは、「このシリーズが始まって以来、両方のタイトルにおけるより壮大なストーリーは、『スタートレック』の神のような存在の概念と、それらの神のような存在の拒否に関するものでした。銀河系の4つの象限に存在する秩序とエントロピーについてです。誰が糸を引いて、誰がそれを断ち切ろうとするのでしょうか?『ロアウォー』は文字通り、2年間かけて制作されたその共通のテーマの頂点です」と述べています。
「スタートレック:ロアウォー#1」は、上記のマラキ・ワードによるメインカバーで、2025年3月26日に発売されます。また、「スタートレック:ローワーデッキ」は、コミックブックとして第2の人生を歩み始めます。