Newsaramaより
ライターのゼブ・ウェルズが『アメイジング・スパイダーマン』の最後のストーリーアークに突入したが、その前哨戦となる画期的な展開では、ノルマン・オズボーンの物語に驚きの結末が用意されており、グリーン・ゴブリンに相応しいものとなっている。
ノルマン・オズボーン更生編はしばらく続いている。グリーン・ゴブリンの人格に具現された彼の「罪」は彼の体から取り除かれ、代わりに善人ともいえるノルマンが残された。
『アメイジング・スパイダーマン』第54号では、ノルマン・オズボーンの「罪」がついに裁かれ、ピーター・パーカーへのグリーン・ゴブリンの憑依が解決する。読者の予想とは異なる結末かもしれないが、ウェルズが長年にわたって執筆してきた物語の締めくくりとしては完璧だ。
ピーター・パーカーとノルマン・オズボーンが最後に登場したとき、ピーターはグリーン・ゴブリンの本質に取り憑かれ、スパイダー・ゴブリンに変身していた。一方、ノルマン・オズボーンはかつてグリーン・ゴブリンの人格を宿していた槍で串刺しにされていた(たくさんの漫画の本の世界観が展開されている!)。
前回の号の続きから、『アメイジング・スパイダーマン』第54号は、ライターのゼブ・ウェルズ、アーティストのエド・マクギネス、インカーのマーク・ファーマー、マーク・モラレス、ウェイド・フォン・グロバジャー、カラーリストのマルシオ・メニーズ、レタラーのジョー・カラマーニャによって執筆されている。オズボーンとパーカーは鋼鉄の扉の後ろに閉じ込められており、クレイヴン・ザ・ハンターは誰にも干渉させようとしない。彼らと宿敵のいる室内には、リビング・ブレインの人工体の残骸だけだ。
スパイダー・ゴブリンは、オズボーンに自身が持つオズコープと金融資産のすべてをピーター・パーカーに移譲させ、オズボーンの全リソースを活用して永久にピーターの体を乗っ取る計画だったと明かす。オズボーンは力を振り絞り、ピーターに槍で刺す。槍には、ピーターの設計により、ポータブル版のマインドコントロール装置ウィンクラー・デバイスが取り付けられている。これにより、ゴブリンの人格は再び閉じ込められる(繰り返しになるが、漫画の世界観だ)。ピーターはゴブリンを完全に打ち負かそうと装置を破壊するが、これによりゴブリンが解放されてしまう。
オズボーンはピーターをゴブリンから解放するためゴブリンを取り戻そうとするが、ヘルメットの形をしたリビング・ブレインはピーターを説得し、ゴブリンを再び彼の体に戻させる。そうすると、オズボーンはリビング・ブレインのヘルメットを装着する。