Newsaramaより

アル・ユーイングが執筆、ジャン・バザルデューアが作画、マット・ホリングスワースが彩色、ジョー・サビノがレタリングを担当する『Immortal Thor #17』では、失われたアズガルド人が再登場し、雷神としてのマーベル・ユニバースにおける地位やアズガルドの王位など、ソーのすべてが変化する可能性が示されています。

さらに、これはすべてソーのかつての敵であるエンチャントレスと関連しており、彼女は現在、アズガルドの王位にこれまで以上に近づいています。この点を詳しく説明しましょう。

『Immortal Thor #17』は、前回の号で終わったところから始まります。ソーのかつての敵であるグレイガーゴイル、放射性人間、ミスターハイド、コブラがダリオアッガーの命令でソーを倒すために手を組み、グレイガーゴイルがソーを石に変えてハイドが粉々に砕いて一見成功したように見えます。

グレイガーゴイルはアズガルド人を殺したらしいことに若干の後悔を感じているようで、自分に対する悲惨な結果を悲哀を持って予期しています。しかし、ハイドには後悔はなく、ソーの砕かれた体を誇らしく見下ろし、石から肉に戻るのを待っています。

それでも、ソーの精神の一部が死と生の狭間で意識を保っており、かつて地球上でソーの身代わりを人間として務めていた幻影であるドナルド・ブレイクの亡霊と遭遇します。ブレイクは、ソーが確実に死ぬように、デーモンの軍団でソーを圧倒しようとします。これによってブレイクは、自由な魂が現在そこに留まっているその虚無から解放されるでしょう。しかし、最後の瞬間にソーは救出されて生者の世界に戻され、敵の驚きと恐怖の中、体の破片が再集結してソーは完全に復活します。

ソーは全力を発揮して悪役4人全員をダリオアッガーに追い返し、ソーの砕けた石の体を再集結させて彼を死から救ったのは、実はエンチャントレスの魔法だったことが明らかになります。


created by Rinker
小学館集英社プロダクション
¥3,850 (2024/12/04 20:14:57時点 Amazon調べ-詳細)