Newsaramaより
DCスタジオの共同CEOジェームズ・ガンが、「ピースメーカー」シーズン2やバットマンの再起動作「ブレイブ・アンド・ザ・ボールド」などのプロジェクトの最新情報を発表する中、もう1つのDC映画プロジェクトが進行しているようだ。「カモン・カモン」のルカ・グァダニーノ監督が、「クィア」でのコラボレーションをきっかけに、俳優ダニエル・クレイグと協力して「Sgt. ロック」の映画を製作していると報じられている。「クィア」は11月27日に米国、12月13日に英国で公開される。
Deadlineによると、グァダニーノ監督とクレイグ氏は、ガン氏と共同CEOのピーター・サフラン氏と、Sgt. ロックをどのように、あるいは果たして映画化するかについて話し合いを続けているという。しかし、この映画はグァダニーノ監督の次期プロジェクトとなる可能性があり、最近発表された「アメリカン・サイコ」のリメイクよりも優先されるようだ。
Sgt. フランクリン・ロックは、ロバート・カナイガーとジョー・キューバートによる1959年の「Our Army At War #83」で初登場した、長い歴史を持つDCの兵士キャラクターだ。このキャラクターはそれ以前に、単に「ザ・ロック」として知られるプロトタイプが、1959年1月の「GI Combat #68」に登場していた。マーベルのSgt. フューリー率いるハウリング・コマンドーズと同様に、Sgt. ロックはイージー・カンパニーと呼ばれる、典型的な兵士で構成されたグループを率いている。Sgt. ロックはその後、70年代から80年代後半にかけて自身のタイトルを持つようになり、それ以降も定期的に登場し続けている。
Sgt. ロックとイージー・カンパニーは当初は比較的単純な兵士だったが、登場から数十年が経ち、より大きなDCユニバースに取り入れられるようになった。Sgt. ロック自身もアニメシリーズ「バットマン:ブレイブ・アンド・ザ・ボールド」にゲスト出演しており、そこでアニメシリーズ「クリーチャー・コマンドーズ」のメンバーであるGIロボットと関わりを持っていた。アニメシリーズは、新たなシネマティックDCユニバースの幕開けとなる。
DCUが今後予定しているすべての映画とTV番組に関するガイドをチェックして、その他の情報を確認しよう。