Newsaramaより
イリアナ・ラスプーチンが単独のタイトル「マージク」で活躍します。今年初めに「X-MEN: ブラッドハント」でマージクを描いたアシュリー・アレンが再び執筆を手がけ、マーベルのベテランアーティスト、ヘルマン・ペルタが作画を担当します。新しい「マージク」では、イリアナのダークチャイルドがペルタがデザインした新たな姿で復活します。
マージクの新たな冒険は、アラスカの氷の下に潜む悪魔を巡ります。X-MENがアラスカの奥深くに存在する元センチネル工場に駐留したことで、この悪魔がイリアナの知覚範囲に入りました。
マーベルの「マージク」第1号の公式説明には、以下のように記されています。「ミスティカルミュータントが自身のシリーズで悪魔狩りを行う!X-MENのイリアナ・ラスプーチンが、新たな仲間と闇の力を従えて単独で戦いに挑みます。アラスカの氷の下で、太古のものが目覚めました。残念ながら、そこは今やマージクのテリトリーなのです!」
「このシリーズでは、マージクは自らの悲劇的な過去と向き合い、悪魔的なダークチャイルドのペルソナをコントロールすることを余儀なくされます。何年にもわたる抑圧を経て、イリアナのダークチャイルドの姿が苦悩する魂の奥底から返り咲き、彼女にさらなる強さと力を与えますが、その代償は?」
ご存知でない方のために説明すると、イリアナ・ラスプーチンはピョートル・ラスプーチン(別名コロッサス)の実妹です。彼女はミュータントとしてテレポーテーションの力を持ち、高度な神秘的な知識も有しており、将来的にはソーサラー・スプリームになれる可能性があるとされています。彼女は悪魔の領域であるリンボに何年も閉じ込められ、そこでダークチャイルドという悪魔的なペルソナを身につけました。
「イリアナを書くことができて、とても興奮しています!」とアレン氏は発表に添えて声明の中で述べています。「金色の心を持ったキャラクターが登場する超自然的な物語が私の大好きなので、このシリーズを書くことは夢のようでした!マージクが悪魔を倒して…そして自分の悪魔を受け入れる冒険を、読者のみなさんに体験してもらえるのが待ちきれません」
ダークチャイルドはイリアナの影の部分と再び向き合うことを強いるため、イリアナは新しいタイトルでもその「金色の心」を頼りにしなければなりません。さらにダークチャイルドの復活には、シリーズのアーティストであるペルタによる新たなデザインも含まれます。