Newsaramaより
かつてNetflixで配信された「デアデビル」のショーランナーを務めたスティーブン・デナイトが、同シリーズがMCUと緩やかな繋がりしか持たなかった理由、そしてそれが最終的に作品にとって良い結果に繋がった点を明かしました。

ファンからMCUとの繋がりを深める計画があったのかという質問に対し、デナイトはTwitterで次のように回答しています。「当時のMCUとマーベル・テレビジョンは、あまり協調的ではありませんでした。私たちは非常に限られたリソースしか使えず、基本的に自分たちの領域にとどまる必要がありました。不満ではありません!」

シーズン1のみショーランナーを務めたデナイトにとって、この制約は、デアデビルが最終的に知られるようになるもの、つまり骨太で繊細なキャラクター描写に集中できる環境を生み出したと言えます。「キャラクターに集中せざるを得なくなり、派手なカメオ出演やギミックに頼る必要がなかった」と彼は付け加えています。

3シーズンに渡り、「デアデビル」はマーベル・スタジオの映画宇宙やMCUの出来事とはほぼ無関係に物語が展開されました。「インシデント」(アベンジャーズのニューヨーク決戦)への言及や、アイアンマンやソーへの暗喩はありましたが、デナイトの言う通り、基本的に自分たちの世界に留まっていました。

近年、Netflixのディフェンダーズ関連シリーズ(デアデビル、アイアンフィスト、ルーク・ケージ、ジェシカ・ジョーンズ)はMCU正史の一部とみなされるようになりました。

チャーリー・コックス演じるデアデビルは、自身のスピンオフシリーズ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が始まる前に複数のマーベル・スタジオ作品に出演。現在シーズン2の撮影中で、ディフェンダーズの誰かがヘルズキッチンに現れるのではないかと、多くの憶測が飛び交っています。

(注記:最後の段落は、ニュース記事の宣伝部分と捉え、日本語訳では簡潔にまとめました)

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