Newsaramaより
「デアデビル:ボーン・アゲイン」でフォギー・ネルソンが第1話で死亡したとされるシーンに関して、実は彼自身の死を偽装して潜伏したという人気の高いファンの理論があります。これに対し、同作シーズン1最終3話を共同監督したアーロン・ムーアヘッド監督は、その理論につながるイースターエッグを発見した「鋭い皆さん」に向けて、意味深なメッセージを送っています。「死ぬというのは、たいていの場合、本当に死んでいるということです。」

ムーアヘッド監督はThe Hollywood Reporter誌に対し、「皆さん、その説は聞いていますよ。でも、それ以上は言えません。マーベルに狙撃されますから(笑)」と冗談めかして答えています。「しかし、『デアデビル』がストリートレベルのヒーローものだからこそ良い点があります。超自然的な力がこの世界にあまり介入しないんです。MCUの一部であるにも関わらず。そのため、パンチの威力、血、怪我、そして死がより大きな意味を持つのです。死ぬということは、たいていの場合、本当に死んでいるということです。それ以上は言えません。」

問題のイースターエッグとは、第1話の冒頭に見られた住所表示で、フォギー・ネルソンが証人保護プログラムに入るために自身の死を偽装し、マット・マードックからしばらくの間隠れるというコミックのストーリーを示唆するものだったのです。

フォギーの生死に関わらず、制作陣は彼の死を非常に真剣に受け止めていました。「エルデン(・ヘンソン、フォギー役)を見て、我々には(フォギーを殺す)権利があるのかと自問自答しました」とムーアヘッド監督は説明しています。「しかし、彼が、この出来事が単なる衝撃的な出来事ではなく、真剣に扱われる限り、了承してくれました。もしそれが共感を呼び、マットのその後の人生における行動の理由になったなら、我々にはそれを描く権利があるだろうと。」

実際、フォギーの死は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の原動力となっています。そして、マット・マードックがシーズン2で再びデアデビルとして本格的に活動するとなると、フォギーの死の影響はさらに続きそうです。

記事の最後には、今後のMCU作品の情報(「サンダーボルツ」の公開日など)が記載されていますが、翻訳では割愛しました。

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