Newsaramaより
Disney+で配信中の「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は、残酷な最終話で幕を閉じました。ウィルソン・フィスク市長(キングピン)がニューヨークを完全に掌握し、「自警団」なるものを暴力的に弾圧し、街に血の雨が降る事態となりました。
既にシーズン2の制作が始まっており、シーズン1の最終3話を共同監督したアーロン・ムーアヘッド監督は、腐敗したフィスク市長への「抵抗」を描く構想を明らかにしています。ムーアヘッド監督は、シーズン1の結末を「ある種の悲劇」と表現しつつ、シーズン2はフィスク市長がキングピンとしてニューヨークを支配する一方、自警団が完全に地下組織化する中で、抵抗勢力が台頭する物語になると述べています。これはまさに、コミック版でフィスクが市長として自警団を非合法化し、戒厳令を発布する展開を彷彿とさせます。
シーズン1の最終話では、フィスク市長配下の腐敗した警察官たちが市民を「自警団」と称して射殺する様子が描かれ、マット・マーダック(デアデビル)はカレン・ペイジら仲間と共に、キングピン打倒の策を練り始めます。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は、2026年の公開が予想され、デアデビルとキングピンによるニューヨークの運命をかけた決戦へと向かう展開が期待されています。
シーズン1はDisney+で全話配信中です。MCUの次作は「サンダーボルツ」で、英国では5月1日、米国では5月2日に劇場公開されます。
要約すると、デアデビル:ボーン・アゲインのシーズン1はキングピンのニューヨーク制圧で幕を閉じ、シーズン2では、地下組織化した自警団による抵抗を描いた、コミック版を踏襲する展開になることが示唆されています。デアデビルとキングピンの最終決戦が2026年頃に控えていると言えるでしょう。