俳優のピーター・シンコダは大手スタジオの舞台裏で起きた人種差別を訴えた。マーベルのNetflixシリーズ「デアデビル」でノブを演じたシンコダは、マーベル・テレビジョンのジェフ・ローブがアジア人への人種差別的な発言をし、脚本家が彼のキャラクターの肉付けを進めるのを妨げたと主張した。
シンコダはSaveDaredevilConの中で、脚本家たちはもともとノブとガオのためにもっと多くのストーリーを計画していたが、ローブはそのようなストーリーを書くことを禁じていたと述べた。シンコダは「私はもうある特定のものを守ることには関心がない。ジェフ・ローブはノブとガオのために執筆しないようにと脚本家部屋に言い、これは多くの脚本家やショーランナーによって何度も繰り返し言われた。彼は『誰も中国人やアジア人のことを気にしていない。マーベル映画の過去3作、ウェズリー・スナイプスが200人のアジア人を殺した“ブレイド“という3部作があった。誰も気にしてないからノブとガオのことは書かないでくれ。』と言っていた。そして、彼らは自分たちのストーリーラインを下に置いて、それをやめることを余儀なくされた。」と述べている。
更にシンコダはドラマのシーズン2のレッドカーペットに招待されなかったことを明らかにした。シンコダはTwitterにて、「マダム・ガオを演じたワイ・チン・ホーとノブを演じた私は、シーズン2のプレミアに招待されていなかったために参加しなかった。ワイは侮辱されていて、それにはかなり腹が立った。私たちはライブストリームでイベントのことを知った。『彼ら』は私たちが『見落とされた』ことを謝っていた。」と投稿している。
ドラマ「デアデビル」はNetflixにて配信中。