Disney+(ディズニープラス)シリーズ「ロキ」の監督であるケイト・ヘロンは、ロキとシルヴィの関係は、本当はロマンチックではないと語った。
ヘロンはThrillistのインタビューで、シリーズ第3話「Lamentis」の撮影について聞かれた。このエピソードでは、ロキとシルヴィが運命の星から脱出するために策を練る中で、お互いに絆を深めていく。ヘロンは「私にとっては、この作品がキャラクターの研究になったということ。ロマンチックというわけではないが、ロキにはあまり友達がいない。第2話からメビウスとの友情を築いていく。番組の最後に街に到着するまでに、チームとして機能するようなキャラクターを作り上げることが重要だった。彼らは旅に出て、もしかしたら友達になるかもしれないが、少なくとも『OK、今は君を応援しているよ』という状態にはなっているはず。」と語った。
また、ヘロンは、俳優のソフィア・ディ・マルティノとどのようにしてシルヴィのキャラクターを作り上げたかについても語り、「ソフィアは素晴らしい俳優だ。以前にも一緒に仕事をしたことがあるが、彼女と一緒にこの巨大なセットにいて、『私たちは実際にこれをやっているんだ 』と思えたのはとても良かった。彼女はすべてにおいて驚くほどの弱さを持っているが、同時にとても面白く、素早くてパワフル。私は彼女が長年にわたって素晴らしい演技をしているのを見てきたが、『ああ、彼女がシルヴィのために本読みをして、彼女が何をもたらすのか見てみたい』と感じた。そして、彼女がシルヴィの朗読をすると、誰もが『ああ、彼女は素晴らしい』と言ってくれた。」と述べている。
ヘロンは「彼女にとって本当に重要なことは、彼女が完全にオリジナルなキャラクターであり、私たちのライターから完全に生まれたということだと思う。それから、ソフィアと一緒に仕事をして、裏話を聞いて、『なるほど、彼女はどんな人なんだろう』と思うようになった。彼女は最後には『彼女のことを本当に何も知らない』と言っていた。そして彼女は、『ああ、戦術的に有利な情報をありがとう』と言っていた。でも明らかに、番組が展開していけば、もっと明らかになっていくだろうし、例えは悪いが、もっと玉ねぎを剥いていくことになるだろう。」と述べている。
かつてアベンジャーズに敵対したヴィラン・ロキが、“世界の時間”を救う!?
アベンジャーズたちから逃げ出した<裏切り王子>ロキは、“世界の時間”を監視する謎の組織に囚われる。
自由の身になるには、タイムトラベルで実際に起きた重大な事件の“歴史”を変え、“世界の時間”を修復しなければならない。
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ドラマ「ロキ」が2021年6月9日よりディズニープラスにて配信中。