Newsaramaより
マーベル映画最新作「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス」で、ザ・シングことベン・グリム役を演じるイーボン・モス=バクラッチは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初出演ではない。しかも、彼が演じた2つの役柄には、マーベルコミック史における重要な人物、スタン・リーとジャック・カービーへのオマージュが込められているという、誇らしい事実がある。
2017年の「パニッシャー」シーズン1では、マイクロことデイヴィッド・リーバーマンを演じたモス=バクラッチ。告発された元NSA分析官が、潔白を証明しようとフランク・キャッスル(ジョン・バーンサル)と手を組むも、険悪な関係を築くという役どころだ。
彼はエンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューで、「マイクロの苗字はスタン・リーに由来するリーバーマン。一方、ベン・グリムはジャック・カービーの創造物。つまり、マーベルキャラを演じた2回で、この2人の巨匠を体現したことになる。それは深く心に刻むべき名誉だ」と語っている。
実際、スタン・リーの生名はスタンリー・リーバー、ジャック・カービー(本名ヤコブ・カートツバーグ)は彼のクリエイティブパートナーであり、「ファンタスティック・フォー」を共同で生み出した。リーが脚本、カービーが作画を担当し、1961年にマーベルのファースト・ファミリーはコミック誌に登場した。
今作「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス」は、MCUにおけるファンタスティック・フォーの初登場となる。モス=バクラッチと共に、ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズ役ペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマンことスー・ストーム役ヴァネッサ・カービー、ヒューマン・トーチことジョニー・ストーム役ジョセフ・クインが出演する。
マーベル・フェーズ6の幕開けとなる本作は、7月25日劇場公開。 今後のマーベルとDCのスーパーヒーロー映画情報もお見逃しなく。