Newsaramaより
マーベル・スタジオの「ファンタスティック・フォー」監督マット・シャックマンは、ロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームの登場について、ファンの期待を巧みにかわしています。ドゥームはファンタスティック・フォー最大の宿敵にして象徴的なキャラクターですが、シャックマンのエンターテインメント・ウィークリーへの発言を見る限り、彼のMCU映画にはドゥームはほとんど登場しないようです。 シャックマンはインタビューで「ドゥームは素晴らしいキャラクターですが、物語の比重が大きすぎるんです。他の映画では彼のオリジンストーリーを扱ったり、彼をメインに据えたりしていました。我々はどちらもせず、新鮮な視点で彼ら(ファンタスティック・フォー)を描きます」と述べています。 正直、ドクター・ドゥームは私にとって最高のコミックキャラクターです(ちなみに今日は2025年4月10日、彼が登場した「ファンタスティック・フォー」#5の63周年記念日です)。そのため、彼がMCUにおけるファンタスティック・フォーのデビュー作に登場しないというのは少し残念です。ドゥームは、いわばファンタスティック・フォーの「5人目のビートルズ」のような存在なので、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でファンタスティック・フォーが彼と対決するという約束があっても、少なくともエンドクレジットシーンなどにサプライズ登場を期待してしまいます。 オリジンストーリーではないという点については、公開された映像を見る限り、ファンタスティック・フォーが能力を得る経緯を示すフラッシュバックシーンがあるようです。しかし、スー・ストームの妊娠(おそらくフランクリン・リチャーズを身ごもっている)が明らかになったことで、映画は彼らのヒーローとしてのキャリアのかなり後期の段階を描いていることが分かります。 「ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス」では、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役をペドロ・パスカル、スー・ストーム=リチャーズ/インビジブル・ウーマン役をヴァネッサ・カービー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役をジョセフ・クイン、ベン・グリム/シング役をイーベン・モス=バクラッチが演じます。 マーベル・フェイズ6の幕開けとなる本作は、7月25日に劇場公開されます。それまでの間、マーベルとDCから今後公開される他のスーパーヒーロー映画の情報もチェックしておきましょう。 (※最後の「Bringing all the latest…」は本文とは関係のない締めくくりなので翻訳していません。)



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