CBRより

マーベルは現在「ヴェノム」シリーズを担当しているライターのドニー・ケイツとアーティストのライアン・ステグマンが、「ヴェノム」#200の記念号で完結することを明らかにした。

ケイツは「それは、私たちが構築し、築き上げ、組み上げたものだ。ライアンと私はそのことについてよく話している。ライアンが『キング・イン・ブラック』の新しいページをどのように送ってくるかについてだが、それは最終的に私たち全員が考えていた何か、特定の瞬間やシーンを描いたようなもので、私たち全員が4年近く前から考えていたもの。だから、かなりシュールだ。クレイジーだ。マーベルファンの素晴らしさの証だ。ヴェノムファンも本を支えてくれた。ヌルのアイデアが長く続いてきたからこそ、これを実現できた。」と述べている。

ステグマンは「私は常にプッシュしているような気がする。それが人生でもコミックでも私のモットーだ。だから、自分がやっていたことには間違いなく満足感がなかったと思う。自分のやっていることの中には、クールなものもあると思っていたけど、ヴェノムに入ってからは、自分のやっていることに磨きがかかってきたような気がする。これは『ああ、これのやり方を正確に知ってるし、自分のスタイルに合ってる』と思った最初のプロジェクトの1つだ。当時の私のスタイルは漠然としていたんだけど、『ヴェノム』の1号から描き始めたような気がしていて、今では『キング・イン・ブラック』の中で究極の形になっているような気がする。もし『ヴェノム』#200のカバーがあれば、今の私のスタイルを示す真髄のような作品になると思う。これからもプッシュし続けるつもりだ。でも何かを見つけたような気がする。『キング・イン・ブラック』の最後まで来てしまったのは、ちょっと悔しいね。」と述べている。

また、ケイツは現在執筆しているジェイソン・アーロンから引き継いだ「ソー」シリーズと比較し、「私たちのヴェノムの作品は、一つの大きな長いアークを描いている。『ヴェノム』#200がその物語の完結であることがわかった。これはストーリーで・・・ジェイソン・アーロンが長い間『ソー』を担当していたのと同じように、彼はストーリーを語った。彼はソーのエピックを語り、その後、どこかのおバカが登場してベストを尽くそうとする時が来たんだ。動揺していると思われたくないし、悲しんでいると思われたくない。この実行を誇りに思っている。これで終わりだと思っている。これがストーリーであり、このストーリーを本当に誇りに思っているし、このストーリーが続くのを見て誇りに思っている。誰か他の人に自分のストーリーを語る機会を与えてあげて欲しい。これは葬式じゃない。お祝いだ。ライアンと私は、楽しんでもらえるような作品を作っている。ヴェノムの連載も終わりだが、ライアンとドニーの物語はまだまだ続くだろう。」と述べている。

「ヴェノム」#200は4月より発売予定。

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