マーベルは「X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン」「X・デス・オブ・ウルヴァリン」の詳細を発表した。両シリーズ共にベンジャミン・パーシーが執筆し、ウルヴァリンの過去と未来が衝突する連動したミニシリーズとなる。
ジョナサン・ヒックマンの「ハウス・オブ・X」と「パワーズ・オブ・X」シリーズに似た形式で、X-MENの第2次クラコアン時代の到来を告げるものとなり、1月5日の「X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン」#1を皮切りに、交互の週刊スケジュールでリリースされるという。
公式の概要によると「ローガン。ジェームズ・ハウレット。ウェポンX。ミュータントの代表格であるウルヴァリンは、様々な場所で様々な人格を持って生きてきたが、未来の運命が過去とこれほどまでに絡み合ったことはない。ミュータントの歴史の中で重要な人物の死を防ぐために、ローガンは様々な時代に移動しなければならないが、ファンが好むウルヴァリンの時代が新たに描かれ、未公開のエピソードも登場する。ウルヴァリンの未来が過去にあるとすれば、それは現在にとって何を意味するのか?誰も安全ではない。未来は危険にさらされている。人生で唯一確実なのは、『死』と『ウルヴァリン』である。」という。
パーシーはEntertainment Weeklyとのインタビューで「私は大胆な発言をするつもりだ。私は、これまでに語られた中で最も偉大なウルヴァリンの物語を書こうと思った。これまでのクリエイターを軽視しているわけではない。その逆。彼らに敬意を表したい。このプロジェクトの広大な範囲とレガシーな要素が明らかになれば、私の言っている意味がわかるだろう。私たちは、これまでのウルヴァリンのストーリーをすべて網羅し、ワイルドな未来への道を切り開く、決定的なプラットフォームを作っている。」と述べている。
「X・ライブズ・オブ・ウルヴァリン」「X・デス・オブ・ウルヴァリン」は2022年1月より発売予定。