マーベル・コミックは夏に予定されているイベント「エンパイア」の新しいチェックリストを公開した。リストにあるものはすでに知られているが、欠落している多くのタイインが存在する。
クロスオーバーイベントは当初4月に開始される予定だったが、新型コロナウイルスのために延期された。その結果、この新しいチェックリストは混乱前に予想されていたものに比べて範囲がかなり限られており、発表された8つのタイインが「エンパイア」タイトルのリストには含まれていない。
削除されたタイトルは「エンパイア:ソー」「エンパイア:ゴースト・ライダー」「エンパイア:スパイダーマン」「エンパイア:スクワドロン・スプリーム」「エンパイア:ストームレンジャー」「エンパイア:インベージョン・オブ・ワカンダ」「ユニオン」「ストライクフォース」#10となる。
「エンパイア:スパイダーマン」はクリーの敵であるコタティとスパイダーマンの交流を描き、「エンパイア:ソー」はソーの生みの母ガイアをクリー/スクラルの侵略から守るソーの姿を描き、「エンパイア:ゴースト・ライダー」では腐敗の精霊となったダニー・ケッチとゴースト・ライダーが、「エンパイア:スクワドロン・スプリーム」ではスクワドロン・スプリームが、それぞれクリー/スクラルの侵略に対処する様を描く。「エンパイア:ストームレンジャー」はかつてミズ・マーベルが着用していた知的なクリーのバトルスーツに焦点を当て、「エンパイア:インベージョン・オブ・ワカンダ」はワカンダに侵攻するクリー/スクラルと対峙するワカンダの人々を描く。「ユニオン」は英国での新たなチームの活躍を描き、「ストライクフォース」#10ではウィッカンを中心にクリー/スクラルの侵略の影響を描く予定だった。
これらは「エンパイア」のタイインは全21号で、チェックリストにあるタイトルは全31号となり、全体で約40%が削除されたことを意味している。
「エンパイア」#1は7月より発売。