マーベルはカマラ・カーンの新たな冒険を描くミニシリーズ「ミズ・マーベル:ビヨンド・ザ・リミット」を発表した。全5号のシリーズはライターのサミラ・アーメドとアーティストのアンドレス・ジェノレによって描かれ、シカゴにある彼女のいとこの研究室で起きた異次元の爆発により、彼女の世界が「逆さまに・・・ボリウッドのセットになってしまう」カマラを描くという。この爆発により、主人公の力も失われ、彼女は何が起こっているのかを解明するために時間との戦いに挑むことになる。
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アーメッドは「初日から見守ってくれているファンの皆は、私たちがどのように彼女の力を使って遊び、探求し、そして無理をしているのかを見るのが好きになるだろう。ネタバレはしたくないが、彼女の力の源とそれが何を意味するのか、いくつかの疑問が出てくるだろう。本作には、これまでのコミックでは見られなかったカマラのパキスタンの伝統的な要素が盛り込まれる予定。馴染みのある顔やファンのお気に入りだけでなく、新しい顔も登場するだろう。」と述べている。
またミズ・マーベルのこれまでのライターには、イスラム教徒であるG・ウィロー・ウィルソンとサラディン・アフメッドがおり、彼らについて「ウィローとサラディンは、このような素晴らしい世界を創造してくれた。私はそれを探求し、さらにそれを推し進めることに興奮している。有色人種の子供たち、イスラム教徒の子供たちにとって、私が育った頃は文字通り表現力がゼロだった。だから、サナとウィローがミズ・マーベルを発表したとき、私はただ呆然とした。これからの子供時代にミズ・マーベルのコミックを手にする子供たちのことを思うと、胸が熱くなる。私はいつも人々に、私のすべての小説には『革命的な少女』という共通点があると言っている。カマラ・カーンよりも革命的な女の子がいるだらうか?」と述べている。
「ミズ・マーベル:ビヨンド・ザ・リミット」#1は9月15日より発売予定。