マーベルは新たなワンショット「アイアンマン/ヘルキャット・アニュアル」を発表した。ライターのクリストファー・キャントウェルとアーティストのルアイリ・コールマンによって描かれ、ヘルキャットの魅力的な歴史に深く切り込んだ物語の中で、2人の大きな転機を描くという。
公式の概要によると「『アイアンマン』#20でトニーが衝撃的なプロポーズをした後、ヘルキャットは自分の家を整えるためにサンフランシスコに向かう。この家とその秘密は、ヘディ・ウォルフのような旧友とパッツィーを再会させ、また、彼女が死んで埋葬されることを望んでいた人々とも再会させる。超自然的な危機が訪れたとき、ヘルキャットとアイアンマンのコンビは地獄の炎を撃退することができるのか!?」という。
キャントウェルは「ヘルキャットは、マーベル・コミックの中で最もユニークで、時には不可解なオリジン・ストーリーの1つであり、私のお気に入りの1つでもある。パッツィーが40年代のティーン向けロマンスコミックからスタートし、それでも何とかスーパーヒーローの台頭という波に乗り、ヘルキャットになったことが大好きなんだ。75年以上にわたる壮大で迂遠なバックストーリーで、私はパッツィーという豊かなタペストリーを探求することに夢中になっていた。この物語では、ヘルキャットと地獄そのものとの奇妙な関係に焦点を当てる・・・何しろ彼女はそこで過ごしたことがあり、かつてサタンの息子であるダイモン・ヘルストロムと波乱の結婚を経験したのだから。パッツィーはアメリカ初の恋人の1人として始まり、その後ヒーローになったが、彼女は何年も暗闇に引き込まれるのを感じている。それは深く、歪んでいて、個人的で醜い・・・そして多分・・・少し魅力的?アイアンマンとの関係は、それに対抗するものであり、彼女の中の影を消してくれる光であった。しかし、この物語は、パッツィーがより恐ろしい領域とつながっていることを探るものである。そう、彼女は魅力的で気立てがよくて甘い。しかし、地獄の炎には、より深い真実を照らし出す力があるのだろうか?」と述べている。
「アイアンマン/ヘルキャット・アニュアル」#1は6月より発売予定。