マーベルがタナハシ・コーツによる「キャプテン・アメリカ」の連載は、6月の#30で終了することを発表した。「キャプテン・アメリカ」#30でタイトルが完結するのか、それとも新しいクリエイティブ・チームが現巻のナンバリングを継続するのかは明らかになっていない。
2021年は「キャプテン・アメリカ」が1941年にデビューしてから80周年を迎え、「ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・キャプテン・アメリカ」と題した新しいリミテッドシリーズも6月に発売される。
マーベルの発表によると、「キャプテン・アメリカの80周年は、このキャラクターの最も画期的な章のひとつが終わることを意味する。6月発売の『キャプテン・アメリカ』#30は、タナハシ・コーツによるこのタイトルの再定義となる作品の最終号となる。アーティストのレナード・カークが参加する『キャプテン・アメリカ』#30は、『オール・ダイ・ヤング』ストーリーアークのクライマックス的な結論を提供し星条旗を掲げたアベンジャーが次の時代に向けて準備することになる。コーツは、スティーブ・ロジャースの冒険を引き継いで以来、読者にキャプテン・アメリカであることの意味について示唆に富む考察を提供し、ドーターズ・オブ・リバティやヴィランのパワー・エリートなど、キャプテン・アメリカ神話の新しい要素を導入してきた。高く評価されている著者の作品は、キャプテン・アメリカがアメリカの最重要指名手配犯として逃亡するところから始まったが、レッド・スカルとの最後の壮大な戦いの中で名誉を回復するところで終わる。」と説明している。
「キャプテン・アメリカ」#30は6月16日より発売予定。