マーベルはティーンエイジャーの「スパイダーマン」を主役とした新たな小説シリーズを発表した。全3冊のシリーズとなり、最初のタイトルは「スパイダーマンズ・ソーシャル・ジレンマ」となる。ライターのプリティ・チッバーによって書かれ、スパイダーマンことピーター・パーカーはティーンならではの課題とスーパーヒーロー活動との間で奔走する。
公式の概要によると「ピーター・パーカーは、スパイダーマンとしてニューヨークの街を飛び回ってまだ数ヶ月だが、二重生活のバランスをとるのは複雑だ。学校に通い、憧れのMJの前で恥をかかないようにし、デイリー・ビューグルのために写真を撮り、上司のJ・ジョナ・ジェイムソンの前で恥をかかないようにし、夜は犯罪と戦い・・・と、常に恥をかかないようにしている。まだ慣れないスパイダー・パワーを持つ10代の若者には、言うは易く行うは難しだ。その上、悪名高いヴィランのサンドマンの行動は以前にも増して奇妙で、ソーシャルメディアはMJにダメージを与えているようだし、何者かがエイリアンの力で作られたとされる芸術品を盗もうとし続けている・・・これは良いことではない。何か不気味なことが起こっており、ピーターは事態が奇妙なものから危険なものになる前に、それが何であるかを解明しようと決意している。」という。
チッバーは「ずっと前の2019年3月に、エディターのエメリ・ジューリンからオリジナルのスパイダーマン3部作を書くことに興味がないかというメールが来て、すぐに頭が真っ白になったのだが、一度整理してから『はい!』と熱烈な返事を書いた。 プロジェクトの内容についてはいくつかの反復があったので、私とエメリ、そしてマーベル・コミックスの同僚の間で決着をつけるのに時間がかかった。アイデアとしては・・・私が大好きで、特に子供向けの作品で探求したいと思っていたスパイディの一時代は、彼がヒーローになった後、その方法を本当に知る前の中間的な時間となる。また、ストーリーに甘いロマンス要素を盛り込み、メリー・ジェーンにも焦点を当てたいと考えていた。彼女は本作の重要なPOVであり、彼女なしでは物語が成り立たない。」と述べている。
「スパイダーマンズ・ソーシャル・ジレンマ」は2022年7月12日より発売予定。