Newsaramaより
マーベルコミックスが、1975年のオリジナル版『ジャイアント・サイズX-メン #1』の50周年を記念して発表する最新作『ジャイアント・サイズX-メン #1』で、「かつて存在しなかったX-メン」とは誰かという謎を提示しています。この作品は、新たなX-メンチームが登場した記念すべき号の復刻版です。
最新のティーザー画像では、その正体不明のミュータントのシルエットと、ピンク色のエネルギーと思われる能力を示すサインが初公開されました。1975年のオリジナル『ジャイアント・サイズX-メン #1』で結成されたチームに加入を打診された、過去に見たことのないミュータントであるとのことです。イラストレーターのルチアーノ・ヴェッキオによるティーザー画像からは、ピンクのエネルギー能力を持つ女性であることが示唆されていますが、その人物については、アル・ユーイングによる脚本とサラ・ピチェリによる作画のバックアップストーリーが掲載される『ジャイアント・サイズX-メン #1』まで明かされません。
可能性として、いくら突飛な考えだとしても、ひとつの仮説があります。本作は、Ms.マーベルことカマラ・カーンを主役とするジャイアント・サイズ版ワンショットシリーズの幕開けであり、各号でX-メンの歴史上の異なる時点へと彼女を送り込みます。「かつて存在しなかったX-メン」とは、過去への旅の中で新たな役割を担うことになった、時間旅行をしたカマラ・カーンなのかもしれません。彼女は現在エネルギー能力を持ってはいませんが、未だ明かされていない、潜在的なX遺伝子に関連するミュータント能力を秘めているのです。
しかし、マーベルはこれを全く新しいキャラクターとして紹介することに力を入れているように見えるため、カマラ・カーンがその人物である可能性は低いと言えます。いずれにせよ、この新キャラクターは今年中に発表される新たなX-メンタイトルに登場する予定ですが、そのタイトルはまだ明らかにされていません。