Newsaramaより
映画『サンダーボルツ』は、当初とは全く異なる作品になる可能性もあった。ボブ役には当初、『インビジブル』のスティーブン・ユンが予定されていたが、マーベルファンは代役のルイス・プルマンの演技を絶賛している。
2024年初頭、ハリウッドの脚本家ストライキによる映画公開延期を受けて、ユンはスケジュールの都合で降板。その後すぐに、全能の別人格「センチネル」(そして危険な闇の側面「ボイド」を持つ)を演じるボブ役としてプルマンが起用された。このキャラクターは、映画のタイトルにもなっているチームをまとめる上で重要な役割を果たしており、今ではファンは彼以外の人をこの役で想像することもできないほどになっている。
Redditでは、「スティーブン・ユン、大好きだけど、ルイス・プルマン演じるセンチネルは目覚めで、彼で良かった」といったコメントや、「ユンも良かっただろうけど、プルマンは本当に素晴らしいレベルにまで演じきった」といった声が上がっている。他にも、「プルマンは完璧なキャスティングだった」「ユンは素晴らしい俳優で、彼なりのスタイルで素晴らしい演技を見せてくれただろうことは間違いないが、今ではプルマン以外にセンチネルを演じているところを想像できない」といった賛辞が寄せられている。
さらに、「ボブの演技が上手くなかったら、この映画は成功しなかっただろうとずっと考えていた」「何カ所かで泣かされたし、抱きしめてあげたくなった」といったコメントも。 あるファンは「制作の遅延が、偶然にも代役による優れたキャスティングにつながったという、これほど素晴らしい例は今までなかった。ユンは素晴らしい俳優だが、彼では同じような演技はできなかっただろう。うまくいった理由の一つは、プルマンが若々しく子供っぽい外見をしていることで、脚本におけるボブのイメージに合致していることだ。ユンは年寄りではないが、20代後半に見えもしない」と述べている。
センチネルの能力は、MCUにおいてゲームチェンジャーとなる可能性を秘めており、プルマン自身も今後の展開に「とても興奮している」。彼はGamesRadar+に対し、「これはワンシーズンの可能性もあると覚悟しなければならなかった。まるで全く新しい部屋を発見したような感じで、自分の家がもっと大きくて、その空間をどう使うかを考えなくてはならないんだ」と語っている。
『サンダーボルツ』は現在公開中。
要約すると、当初スティーブン・ユンが演じる予定だった『サンダーボルツ』のボブ/センチネル役を、スケジュールの都合でルイス・プルマンが代役を務めたが、その演技はファンの間で絶賛されている。プルマンの若々しい外見と演技力は、キャラクターの魅力を最大限に引き出し、映画の成功に大きく貢献したと評価されている。 プルマン自身も今後の展開に期待を寄せている。