マーベル・スタジオのアニメーション・シリーズ「ホワット・イフ…?」のプロデューサーであるブラッド・ウィンダーバウムが、ペギー・カーターがスーパーソルジャー血清を摂取したらを描くエピソードの詳細を明かした。
ウィンダーバウムはD23マガジンの夏号にて、「ご想像のとおり、映画にはたくさんの素晴らしい瞬間がある。すぐにオタクになってしまう。『もし、ペギー・カーターがスティーブ・ロジャースの代わりにポッドに乗り込んで、スーパーソルジャーになっていたらどうだろう?第二次世界大戦ではどうなっていただろう』と考える。そして、その映画の中で他に何が起こっていたかを考え始める。もちろん、レッドスカルはまだそこにいるだろうし、テッセラクトもまだ問題になっているだろう。もし、スティーブ・ロジャースが痩せていたとしても、物語の一部として登場していただろうし、ペギーと恋に落ちるだろう。ハワード・スタークが彼らにアイアンマン・スーツを作って、その動力源がテッセラクトだったらどうだろう。そういった最初のアイデアを見たときに、それ自体に命が吹き込まれているものを選んだ。『かっこいいだろうな・・・』というだけではなく、『そうだった』と思ったものを選んだ。」と述べている。
このアニメシリーズは同名のコミックを参考にしており、マーベル・ユニバースのおなじみが変更された別世界を舞台にした「もしも」を描く。スティーブ・ロジャースの代わりにペギー・カーターがスーパーソルジャーの血清を手に入れた場合や、故チャドウィック・ボーズマンが声優を務めるブラックパンサーがピーター・クイルの代わりに宇宙海賊スター・ロードになったり、地球最強のヒーローたちがゾンビになってしまった世界が描かれる。
アニメ「ホワット・イフ…?」は2021年夏にDisney+(ディズニープラス)にて配信予定。