マーベル・スタジオ社長/マーベルCCOのケヴィン・ファイギは、マーベル・シネマティック・ユニバースの映画やスーパーヒーロー映画全般の賞の成功が少ないことについて言及した。
The Hollywood Reporterとのインタビューでファイギは、2019年の「ブラックパンサー」が積み上げた3つのオスカー受賞の重要性を認めた。また、スーパーヒーロー映画がこのような評価を得ることがいかに難しいかを説明し、「マーベルのロゴと確かに存在するジャンルバイアスのせいで、常に不足している思う。ブラックパンサーの輝く瞬間に、それが脇に置かれ、作品がその功績を認められたことがとても良かった。」と述べている。
また、ファイギは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のクリエイティブチームが同様の成功を収めることへの期待を語った。彼はMCUに登場する他の多くのキャラクターに比べて、シャン・チーがコミックファンの間でそれほど知られていないことを認めた上で、「観客の心をつかむ新しいもの」を生み出したクリエイティブチームを賞賛した。ファイギは「我々はそれを認め、観客もそれを認めた。そして、彼らの物語を語っているすべての人々の努力が認められることを確信している。」と述べている。
マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生。悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓った男、シャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか?自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメント。
映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディスク版が発売中及びディズニープラスにて配信中。監督:デスティン・ダニエル・クレットン、出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー、メンガー・チャン、ロニー・チェン、ファラ・チェン等、配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン。