Newsaramaより
マーベルコミックスが2025年6月に発売するコミックは、「ドゥームによる世界支配」という現状を背景にした物語が満載です。ドゥームは新たなソーサラー・スプリームとしてマーベル・ユニバースを征服したのです。しかし、夏が近づくにつれ、暗雲が立ち込めるばかりではありません。
まず注目すべきは、ジョナサン・ヒックマンが脚本を手掛ける『Imperial #1』です。この作品は、マーベル・ユニバース全体の新たな宇宙的状況を築き上げる、衝撃的な幕開けとなります。
さらに、革新的な作家として知られるクリストファー・プリーストが、未来の可能性を描いた『Marvel Knights: The World to Come』で、彼の画期的な作品『Marvel Knights ブラックパンサー』に回帰します。
これらは、6月に予約注文すべきマーベルコミックスの10作品の一部に過ぎません。以下、その中から特に注目すべき2作品をご紹介します。
**6月4日発売**
* **Imperial #1:** ジョナサン・ヒックマン(脚本)、フェデリコ・ヴィチェンティーニとイバン・コエッロ(作画)による本作は、マーベル・ユニバース広大な星間帝国を舞台にした、新たな宇宙的サガの始まりを告げます。全4号の短編ですが、マーベルによれば、ハルク、ブラックパンサーとワカンダ帝国、ノヴァ・コープス、そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーといったキャラクターが登場し、「新たな銀河秩序」の幕開けとなるそうです。多くの宇宙帝国の王や女王たちも登場するとのことです。
**6月4日発売**
* **Marvel Knights: The World to Come #1:** ブラックパンサーを語る上で、クリストファー・プリーストの名を抜きにして語ることはできません。彼の20年以上に渡る業績は、ブラックパンサー像を再定義しました。今回、彼はマーベル・ナイツ・ラインの生みの親の一人であるジョー・ケサーダ(作画)とタッグを組み、マーベル・ユニバースのありうる未来を描いたリミテッドシリーズをスタートさせます。プリースト版ブラックパンサーとマーベル・ナイツを中心とした物語です。
つまり、6月はマーベル・ユニバースの未来と宇宙規模の冒険が待っている、コミックファン必見の月となるでしょう。