Newsaramaより
ロバート・ダウニー・Jr.が『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』の撮影現場からの新しい舞台裏写真を公開しました。写真には、撮影中に彼が手元に置いていた必需品の一部が写っており、映画のより大きなプロットを暗示する可能性のあるドクター・ドゥームのコミックも含まれています。
ソーシャルメディアに投稿された写真には、RDJ(ロバート・ダウニー・Jr.の略)が「ドクター・ドゥーム」と書かれた台の上に、スナック、ヘッドホン、そしてジョナサン・ヒックマン作、サンフォード・グリーン画による2024年発行の『ドゥーム #1』の単行本を置いている様子が写っています。
このコミックが注目に値するのは、ただのドクター・ドゥームのコミックではない点です。この物語では、ドゥームは地球に向かって現実全体を破壊し、新たに作り直そうとする巨大な宇宙生命体、ガラクトゥスを倒すことができる唯一の人物として描かれています。
これは、『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』でガラクトゥスが重要な役割を果たすことを考えると特に興味深い点です。同作品はドゥームを登場させず、代わりにアベンジャーズ:ドゥームズデイでヴィランとして登場させるという構成をとっています。ファンタスティック・フォーは、ガラクトゥスが彼らの別の地球を飲み込む際に彼と対決することになります。
『サンダーボルツ』のエンドクレジットシーンで確認できる通り、ファンタスティック・フォーは彼らの映画の最後にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)へと向かっています。ということは、彼らの世界がガラクトゥスに破壊され、彼が彼らを追ってMCUにやってくるという可能性があるのでしょうか?
これは、特に『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』が『ドゥームズデイ』の後に公開されることを考えると、それほど突飛な考えではありません。2015年の『シークレット・ウォーズ』コミックでは、多元宇宙の外から来たビーヨンダーズと呼ばれる存在が、あらゆる現実を一つずつ破壊しており、ドゥームだけが彼らに立ち向かうことができます。ガラクトゥスはビーヨンダーズの代わりを務める存在、ドゥームだけが対峙できる脅威なのではないでしょうか?
『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は7月25日公開、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年5月公開予定です。
要約すると、RDJが撮影現場で持っていたドクター・ドゥームのコミックの内容が、今後のMCU作品、『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』と『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』の展開を示唆している可能性がある、という記事です。ガラクトゥスの脅威と、彼に立ち向かうことができる唯一の存在として描かれるドクター・ドゥームの存在が、今後のMCUストーリーに大きく関わってくるのではないかという推測がされています。