Newsaramaより
マーベル映画『サンダーボルツ』でジョン・ウォーカー役を演じたワイアット・ラッセルは、キャプテン・アメリカへのイースターエッグ的なセリフを言うのを嫌がっていたことを明かしました。それも、そもそもイースターエッグとして意図されたものではなかったとのことです。
ラッセル演じるウォーカーは、バルトロメオ(バル)に騙されて金庫に閉じ込められた際、エレナ、ゴースト、ボブと共に脱出を試みます。その際、盾を使って壁を壊しながら「お前の左だ!」と叫ぶシーンがあります。皮肉にもこれは、元キャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャースのセリフとして知られており、『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも使用されています。しかし、ラッセルはこのセリフを気に入らなかったのです。
エンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューでラッセルは、「あのセリフは言いたくなかった」と語り、追加収録(ADR)で付け加えられたもので、意図的なイースターエッグではなかったと説明しました。「ジェイク(・シュレイアー監督)が、ADRで何かセリフが必要だと感じていたんだ。あのセリフは全く関連性がない。単なる空白を埋めるためのものだった」とのことです。
ウォーカーは、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でサンダーボルツ(あるいはニューアベンジャーズ)のメンバーと共に帰ってくる予定ですが、その映画については多くを語ることができません。「脚本は千回くらい変わって、今も変わってるんだ」とラッセルはGamesRadar+に語っています。「だから常に緊張感がある。何が起こっているのか分からないけど、電話がかかってきて、『今晩、ワシは北へ飛ぶ』みたいな感じで言われるんだ。そしたら、『わかった、飛行機に乗らなきゃ』ってなる」と、撮影の状況を説明しています。
現在『サンダーボルツ』は公開中です。
要約すると、ワイアット・ラッセルは『サンダーボルツ』で意図せず、しかも嫌々ながらキャプテン・アメリカを彷彿とさせるセリフを演じたことを明かし、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への出演も控えているものの、その詳細についてはまだ何も語ることができないと語っています。