Newsaramaより

マーベルユニバースの現状を完全に描いた「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム#1」では、ドクター・ドゥームがソーサラー・スプリームの地位を奪取し、地球全体の支配者となった。

当初、ドゥームの統治は驚くほど寛大だったが、ラトベリアの独裁者が人々に安心感を与えつつ、裏では邪悪な計画を企てているという不気味さは残る。

ライアン・ノース、RB・シルバ、デビッド・キュリエル、トラビス・ランハムによる「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム#1」は、ドクター・ドゥームが世界の放送システムを掌握し、自らを世界の支配者と宣言するシーンから始まる。

ドゥームは、世界の指導者全員が平和的に彼に権力を明け渡すことに同意し、彼に従い、いくつかの世界政策を実行することに同意すれば、独自の伝統的な権力システムに従って統治を継続することを許可すると主張した。

これらのルールと方針とは何か?ドゥーム自身は、人々を奴隷労働に強制したり、政治的敵対者を暴力的に粛清したりしないことを述べている。

代わりに、最初のルールは、ドゥームが「パックス・ヴィクトリス」政策の下でラトベリアの州と宣言したすべての国の間で戦争がないことだ。2番目のルールは、世界政府が基本的にはこれまで通りであり続けるが、ドゥームの政策を実施する必要があるということだ。この政策には、地球上の人々全員に完全な国民皆保険を提供することと、希望者全員に対する最高レベルの無料教育が含まれている。

ドゥームという名で独裁者であると同時に悪役としても知られる人物からすれば、それほど悪いシナリオではないかもしれない。


created by Rinker
小学館集英社プロダクション
¥2,363 (2025/07/13 15:48:02時点 Amazon調べ-詳細)